第24話好きな人ができました

「サティヤ作戦会議をしよう」


「はーい」


サティヤとバベルはオークの目前にいた


「まず避雷針をアイツにかけて少し外すように感電を射って」


「わかった」


「いい当てたらダメだから」


「うん」


サティヤはオークに避雷針をつけ感電を放った


ビリ ビリビリビリビリ


確かに感電は外して射たれた、しかし直角に曲がりオークに向かう


「ぶおおおおおおプシュー」


「すごい見たバベルしゅんしゅしゅどん」


サティヤは腕を使って再現しようとしている


「あぁ確かにすごい」


「これいっぱいの避雷針の場所で感電を射ったらどうなるのかな?」


「分散するんじゃない?」


「サナちゃんどうなるの」


バベルも分からなそうだったのでサナに聴いた


<マスターのいうとうりです>


「そうなんだ」


「あってた」


少しの会話をしオーク狩りを再開した




「バベル私まだやってないことあった」


あれからオークを20体を倒しサティヤは気づいた


「同時魔法か」


サティヤに遅れバベルも気づく


「ちょうどあそこに居るからやってみるね」


空中に感電魔法が2つ出現した


「2つでた」


「バベルこれヤバイかも」


出現しすぐさま消えサティヤが崩れ落ちる


「サティヤどうした」


バベルはサティヤに近づいた


「操作が難しくて射てなかったハハハ」


サティヤは手を頭の後ろにして苦笑いした


「サティヤはここにいてとりあえずあそこに居るよオーク達を倒してくる」


「頑張って」


バベルはオークに向かい一番遠いやつに盲目を使い近くの3体を両手にある包丁で切り倒していき盲目にかかったやつは頭上から包丁を落とした


「ふぅ」


バベルは戻った


「どうだ立てそうか?」


「もう大丈夫」


「そうか」


サティヤがとりあえず大丈夫そうでバベルはホッとした


「じゃオーク狩りしよ」


「少し休憩した方がいいんじゃ」


「へーきへーき」


「本当か無理してるとか」


バベルはサティヤはなめ回すように見た


「バベルそんなに見ないで恥ずかしい」


「ご、ごめん大丈夫そうだな」


「うん」


「じゃ続きするか」


「やった」


サティヤは許しが出て舞い上がっている


「そんなに嬉しいか」


「うんもっとバベルといれるから……あ」


興奮していたのか口を滑らした


「ち、違うのえーとバベルといたら強くなるからだから違うの」


「う、うん」


サティヤとバベルは顔を赤くし次の獲物を探す




「そろそろかな」


「そうだねもう帰らなくちゃ」


バベルとサティヤは林に戻った


「ねぇサティヤ昨日のこと覚えてる」


「う、ん」


サティヤは恥ずかしいのかうつむいて返事をした


「これプレゼント」


バベルはリュックの中に入れていたリボンをサティヤにプレゼントした


サティヤは顔を上げた


「これリボン?」


「そうだよ」


「ありがとうバベル」


バベルに抱きついた


「喜んでくれて嬉しいよ」


「バベルからもらったんだよそれだけで嬉しいよ」


「そ、そう」


どんどん恥ずかしくなってきたバベルははやく帰りたいと思った


「ねぇバベルつけてほしいな」


「えっ!」


サティヤはリボンをバベルに渡し後ろをいた


(ここは裏切れない)


サッサッサッ




「こんなもんかな」


バベルは緊張しながらリボンをつけた


サティヤはリボンを確認して振り返り


「ありがとうバベル」


微笑みながら言った


(あっ俺完全に堕ちた)


しばらくバベルはサティヤの事を見れなくなった

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