第19話新魔法
<エレキボールは速度が早く、当たったら一定時間痺れる効果がある魔法です。ダメージは入らないので気お付けてください>
「次の戦いで一回使ってみようサティヤ」
「うん分かった」
しばらく森を歩いたら
「バベルあそこに居るよ」
「分かった。サティヤ今回は盲目じゃなくてエレキボールを使おう」
「え!大丈夫なの」
「敵の動きを封じる魔法だと思うから多分大丈夫だ、もしヤバいと思ったらすぐ逃げるから」
「分かった。じゃ使うね雷魔法エレキボール」
サティヤが唱えたら空中からエレキボールが現れ小鬼に向かっていく
「ギギギギギギギギギ」
小鬼にエレキボールが当たり動けなくなっている
「やはりエレキボールは相手を動けなくさせる魔法なんだ」
「バベルそんなこと言ってる場合じゃないよ早く倒さないと」
「そうだな」
バベル小鬼に近づき変化に気付いた
「サナもしかしてこれって」
<絶命してますね>
「えっ!なんでエレキボールってダメージは入らないんだよね」
小鬼はエレキボールで絶命していた
<はいダメージは入りませんが、サティヤさんの雷魔法が強力すぎて心臓や脳の活動が停止しています>
「そんなバカな」
バベルがビックリしていることを知らないサティヤは小鬼の前でなにもしないバベルが不思議で近寄る
「どうしたのバベル倒さないの?」
「い、いや小鬼はもう死んでいる」
「なんだ、バベルもう倒したの全く分からなかったよ」
サティヤが褒めてくれるが全く違うことに苦笑いするバベル
「違うよサティヤ…エレキボールで死んだらしい」
「えっ!ダメージは入らないんじゃなかったの」
「サティヤの雷魔法が強力で死んだらしい」
「そうなんだ」
「そうみたい、次にいこうか」
「うん」
バベルとサティヤは順調に小鬼にを倒していった
「バベル私、雷魔法のLVが上がったよ」
「早いな。どんな魔法覚えたの?」
「えっと感電だったはず」
<感電は雷魔法初の攻撃魔法です。感電はLV.1の静電気よりもダメージは入るが魔力を10消費します>
「静電気でも強いのにそれよりダメージが上がる魔法か」
「オークとかに使おうかな?」
<本来静電気は小鬼を倒せるほどの魔法ではありません。サティヤさんの雷魔法が特殊なだけです>
「そうだよな普通倒せないよな」
バベルはホッとした
「そうなんだ」
「俺も今日中に闇魔法が上がりそうなんだよな」
「そうなんだ魔物狩りの続きをしようか」
「分かった」
そのあと直ぐに闇魔法のLVが上がった
「新しい魔法は部位感覚遮断か」
「へぇーサナちゃんどんな効果なの」
<部位感覚遮断は指定した敵の部位を選び選んだ部位の感覚がなくなると言う魔法です。選べる部位は腕、足です>
「闇魔法ってデバフ効果の魔法が多いのか?」
「光魔法はその逆?」
<はいその通りです>
「俺の攻撃魔法は水魔法だけなのか」
「私と同じだね」
<いちよう闇魔法にも攻撃魔法はあります>
「あるんかい」
「なんだあるのか」
サティヤは自分と同じかもしれないと思って少し嬉しかったがそんなことはなかった
「この魔法は一回小鬼に使おう」
「そうだね」
「じゃ続きの魔物狩りを始めよう」
「うん」
結果的に言うと闇魔法部位感覚遮断はかなり使えた足の感覚をなくして立てなくなったところを襲うと簡単に倒せた。でも魔力が10消費するから今んところは盲目でいいかな
「はぁそろそろ帰らないと」
「そうだね私も家に帰らないと」
「今日も送るよ」
サティヤは笑う
「いつもありがとう」
「い、いいよ」
バベルはサティヤの笑顔に見とれてしまった
「帰ろうか」
「うん、また明日魔物狩りしようねバベル」
「うん」
バベルは帰り道サティヤの顔を見れなかった
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