第14話サティヤはやはり普通ではない

<マスターサティヤさんのステータスを見てください>


「う、うん」


バベルはサティヤのステータスを見て驚愕する


「サナ、ジョブスキル欄に新しくスキルがあるんですけど!でもよかった魔法数では勝てた」


<やはりですか。それは魔術系統のジョブ者がまれに起こる現象です>


「サティヤちゃんは更に強く……」


(あれ目から水が)


「バベルくん誰と話してるの」


「えっとこ」


<サティヤさんのステータスボードに接続しますか>


          はい/いいえ


「えっ!そんなことできるのサナ」


「だから誰なの」


誰か教えてくず会話が進みサティヤが怒りそれに焦るバベルは


「わ、分かった」


    ポチ


<サティヤさん初めまして私がサナです>


「うわぁー」


サティヤは尻をつきバベルを見た


「その子がサナで僕の先生をしている」


「これがサナ」


<これではあれませんサナです>


「ご、ごめんなさいサナちゃん」


<分かればいいのです。サティヤさんに報せなければならないことがあります>


「なにサナちゃん」


<マスターも聴いてください>


「う、うん」


バベルはビクついた


(いきなりフラないでよビックリするわー)


<魔法適正を調べたら雷魔法と分かりました。ここからが問題です普通スキル欄に出るはず雷魔法がジョブスキルの方にでてしまいました>


「いいことじゃん」


「いいこといいこと」


サティヤはバベルの真似をした


<はい、一見良いかと思いますが大きな落とし穴があるんです>


「早く言えよ」


サティヤは少し不安になり喋れなかった


<サティヤさんは魔法スキルが雷魔法以外使えなくなってしまいました>


「えっ!」


「そうなの」


バベルは絶句しサティヤは以外にケロッとしていた


「サティヤちゃん何でそんなに平気なの」


「こう言うのはねバベルくんハイリスク・ハイリターンなのよぱぱが言ってたの」


「使い方間違ってると思うけど、どうなのサナ」


<はい、その通りです普通の雷魔法より何倍もの力が出ます。それに最終進化がバカほど強いです>


サティヤがうなずきバベルを見た


「ほら」


「まじかよ」


<サティヤさん雷魔法LV1静電気を使ってください>


「分かった」


ビリ  ビリビリ


<それで木に触れてください。マスターは下がってください>


「「はい」」


「じゃあ触るね」


ビリビリ


サティヤは木に触った


ビリビリビリビリボワ


「火がついた」


サティヤは木から離れバベルは慌てて水魔法LV2ウォーターボールを放った




<このようにLV1だと思わないほどの力が出ます>


「おかしいだろ静電気だぞ」


「すごーい」


「いやいや静電気で木が燃えるか」


「バベルくん怖い」


「ご、ごめんサティヤちゃんが羨ましくて」


「そうなのでも私ね雷魔法しか使えないらしいのバベルくん」


「う、うん」


「それでねもし私が困ったら助けてくれる。」


「助ける全然助けるよ」


サティヤちゃんの励ましは成功したようだ


<明日魔物を倒しますマスターは強制ですがサティヤさんはどうしますか>


「もちろん行きます」


「俺は強制かよまぁ行くけど」


<当たり前ですよこの村を守るんですよ早くLVを上げなければ>


「村を守る?」


「あぁそうか知らないのかこの事は誰にも言っちゃダメだぞ」


「うん」


バベルはサティヤに話す。なぜ練習をしてたのかこれから起こることを


「嘘4年後この村が失くなるなって」


「本当なんだサティヤちゃんそしてその日に迎えて今まで練習してたんだ」


「本当なんだねバベルくんそれなら私も戦う」


「それはダメ」


バベルは即答した


「どうして」


<何故ですマスター村を守るならサティヤさんの力があった方がいいです>


「ほらサナちゃんも言ってるし良いよね」


「ほら親御さんに話さないと」


「バベルくんは話したの」


「うぅ」


「バベルくんも話してないなら良いよねそれに4年後私強くなってると思うよ今もバベルくんより強いし」


「うっいいよ」


「やったぁー」


  ガク


バベルは崩れ落ちた


<マスター落ち込まないでください>


「うるさい。」


「あのバベルくん」


サティヤの声が裏返る


「なに」


サティヤは頬を真っ赤にしてバベルの顔をみる


「これから呼捨てで呼ぼうよ」


「えっ!」


「ほら、これから一緒に4年後にむけて練習する仲だから…ダメかな」


「いいよ全然いいよ」


(今一瞬胸が…まさかね)


「これからよろしくねバベル」


「よろしくサティヤ」


サティヤは人生で一番の笑顔だった

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