第13話なにこの格差

「ダーク」


<闇魔法のLVが上がりましたマスター>


「やった~ゴホゴホ」


バベルは黒い煙を吸い咳き込んだ


<お疲れさまですマスター>


「今それゴホ言うかサナ」


<面白いので>


「お前本当に俺のサポート役か?」


<違います先生です>


「はいはい、やることも終わったし帰るぞ」


<流さないでくださいマスター>


ガサガサ


「バベルくん一人で何喋ってるのそれにその黒いの何?」


サティヤがバベルの練習を見てしまった


「サティヤちゃんどうしてここに?」


バベルはどう隠そうか考える


「バベルくんを探しに、それでその黒いの何」


「えっとこれはえーと」


サティヤちゃんは黒い煙の中に手を入れた


「なにこれ中に何もない?」


首をかしげてバベルの方を見る


「これは、えっと」


「なになに」


凄く推してくる


「えっとはぁこれは、スキルだよ」


バベルは隠すのをやめ正直に喋った


「スキル使えるの!」


サティヤはものすごく驚いている


「うん一様」


「私にも教えて」


「え!」


「バベルくんだけズルい私にも教えて」


凄い形相で近寄ってくるサティヤ


「い、いいよ」


(やべ、つい了承してしまった)


「やった」


サティヤはとても喜んでいた


「そんなに嬉しい?」


「うん嬉しいでも私はなにが使えるのかな?」


バベルは、サティヤのステータスを見た




―――――――――――


名前サティヤ


種族人間


年齢3歳




ジョブ魔剣士    サブ不明




level-3




力  35


魔力  60/60


体力 25/25


スタミナ 20/20


防力 5


器用 30 


すばやさ  10


精神力  30


運  70 




ジョブスキル


 剣術 魔力操作 


スキル


 なし


―――――――――――――




「え!えぇぇ」


「どうしたのバベルくん!」


「い、いや予想以上に凄くて」


「?」


(サティヤちゃんのステータス高ジョブスキルも2個あるし……俺のジョブがハズレなのが分かるなぁ。はぁとりあえず説明するか)


「僕は鑑定ができてサティヤちゃんのステータスを見たんだ」


「うんうん」ワクワク


「それでね予想以上に強くてビックリしたの」


「私強いの?」


「うん僕より強い。一旦僕の家に行こ」


「分かった」






「入って」


「うん、失礼します」


「サティヤちゃん椅子に座ってて僕紙とペン持ってくる」


「分かった」




バベルは寝室に入りすぐ出てきて椅子に座った


「サティヤちゃんのステータスがこれ僕のステータスは、これ」


サティヤはステータスを見比べ


「私強ーバベル弱ー」


(ぐは、バベルに渾身の一撃が当たった)


「そんなことないよ……それよりサティヤちゃんの魔法適正を調べよ」


「魔法適正?」


「うん、サティヤちゃんは魔力操作がすでにあるからすぐできるよ」


バベルは椅子から降りバケツの中に水を入れ


「外に行こう」


「わ、分かった」


サティヤは慌てて外にでた




「サティヤちゃんこのバケツに手をつけて」


「う、うん」


ポチャ


「体内にある魔力を手に集めたら水の中を見て」


「集めて~見る」


水の表面に小さい稲妻が走り  ボン  


水が弾け飛びバケツがどっかに行ってしまった


「大丈夫サティヤちゃん」


「うん大丈夫」


サティヤの安否を確認したバベルは


(どうゆうことだ?)


混乱する

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