第7話これが俺の
いい匂いがして夕闇は起き寝室から出ようとして考えたあの二人をどう呼んだらいいのかを。これまでどうりままぱぱと呼ぶかそれともちがう呼び方をするか悩んだ
「おはよう母さん」
母さんは、朝ご飯を作っていた
「お、おはよう!」
(そりゃビックリするよな昨日までままって呼んでたのにいきなり変わったら)
「あぁ~おはぁよう」
ディムが欠伸をしながら寝室から出てきた
「おはよう父さん」
「おはようディム」
「あっ!あぁおはよう」
(父さんもだ。さすがに、中身26歳の俺がままぱぱは、恥ずかしいは)
「父さん今日はどんな事するの?」
「そうだなそろそろ収穫祭だからその準備かな」
「母さんも行くの」
「いや行かないぞ男の仕事だからな」
「でも昼ごはんは、村の主婦全員で作るから昼からは、居なくなっちゃうよ」
「「どうしてそんなこと聴くの?」聴くんだ?」
「い、いや父さんと母さんが何するのか気になって」
「そうか」
「バベルは、今日サティヤちゃんと遊ぶの」
「」
「おいバベル聴かれてるぞ」
ディムがバベルの肩を揺らした
「ん?何父さん」
「いやだから聴かれてるぞ」
(あっそっか俺の今の名前バベルだった)
「えっと何だっけ」
「サティヤちゃんと遊ぶの?」
「今日は、遊ばないよ」
「そうか」
朝ご飯ができたみたいでテーブルの上に次々とご飯が並ぶ
「朝ご飯できたよ座って」
「はーい」
「おう」
みんなが椅子に座り食べる瞬間
「いただきます」
(あっしまったこの家にいただきますは、無いんだった)
「何してるのバベル」
「またか」
「えっとこれは、あれだよ食べる前に作ってくれた母さんと食材に感謝してるんだ」
「そうなんだ」
ディムが
「いただきます」
「え!え?ディム」
「なんだよ、俺もカレナと食材に感謝しようと思ってカレナもしたら」
「い、いただきます」
朝ご飯を食べ終わったディムとカレナは、準備をしはじめた
「ねぇバベル昼ごはんのサンドイッチ、テーブルに置いとくから食べてね」
「分かった母さん」
カレナは膝をつきバベルと同じ目線にした
「バベルまぁ母さんと父さんがいない間留守番してくれる」
「うん」
(好都合だ色々調べれる)
「偉いねバベル」
カレナはバベルを抱いて頭を撫でた
(いつぶりだろう誰かに抱いてもらったこと)
夕闇は前世の家族を思いだした
「じゃあ行くぞカレナ」
カレナは、抱くのをやめてドアに近づく
「行ってくるね」
「留守番頑張れよ」
ガチャ
キィーガチャ
「行っちゃった。ご飯食べよ」
カレナとディムは収穫祭の準備に行き、バベルは朝ご飯を食べはじめた
「よし朝ご飯も食べ終わったしそろそろやるか」
バベルは、寝室に戻った
「よしまずは、現状把握だな」
1-ここは、ニッシー国の西にある村
2-産まれてすぐ記憶が戻るはずだったのになぜか3歳に
3-家族は、母さんと父さんだけ名前は、カレナとディム
4-もうすぐ収穫祭とやらが始まる
「これぐらいか」
次は、決まってるよな
「異世界に来たらとりあえずこれステータスオープン」
―――――――――――
名前 バベル
種族 人間
年齢 3歳
ジョブ 鑑定士 サブ不明
LEVEL-3
力 25
魔力 30/50
体力 30/30
スタミナ 38/40+3
防力 5
器用 30
すばやさ 10
精神力 60
運 20
ジョブスキル
鑑定LV1
スキル
なし
EXスキル
図鑑
―――――――――――
バベルは、上をみた
「すげぇ~」
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