第3話誕生

「いいんですかフォルン様」




「なにがじゃ」




「色ですよ。色を低くしすぎたのでは」




「あれぐらい大丈夫だろ。それにちょうど位が楽しめるだろこちら側も」




「たしかにそうですねこの空間何もなくて暇でしたし」




「そうじゃろそうじゃろ、でも死んだら困るからなあいつには、これをやろう」




これから起こるであろう出来事にフォルンは、笑い白いだけで何もない空間に響いて響いて「静かにしてくださいフォルン様」


「はい……フフ」




         ―――――地上では―――――


ここは、ニッシー国の西にある村その名は、ケッコ村最果ての地てとも呼ばれている。






ケッコ村にある教会に新たな生命が誕生した




「ねぇあなた産まれましたよ」


「あぁそうだなカレナ」


「元気な男の子です」


修道士がカレナに赤子をそっとわたす


「とっても可愛い」


「そうだな」


「なに泣いてるのよ」


「泣いてねえよ、そうだ…カレナ決めてくれ」


「なにを?」


「名前だ」


「何いってるのこれからお父さんになるのよ、あなたが決めなさいディム」


「そ、そうだな、ん~~~」


「どう決まりそう」


「ちょっと待って、ん~~~~そうだバベルとかどうだ」


「いいと思う」


「今日からお前は、バベルだ」




          ―――――3年後―――――


「バベル椅子に座れる?」


「はぁい」


「ディム早く座って」


「おう」


「バベル今日何の日か覚えてるかな?」


「ん~~おぼえてる僕の誕生日」


「よく覚えてたな偉いぞバベル」


  ガシガシガシ


「痛いよぱぱ」


「………」


「ふふ」


「はははは」


「あははは」


「それでねバベル、ぱぱとままからプレゼントがあります」


「え!ホントホントどれどれ?」ワクワク


「落ち着けバベルまず父さんからだぞ」


  ガサゴソ


「どうだ剣だぞーすごいだろ」


「やったーありがとうぱぱ」


「早すぎじゃない」


「全然普通だよカレナ」


「まぁいいわ次はままの番ね」


  ガサゴソ


「ままわねこれだ」


「えーー」


「どうしたのバベル」


「本嫌い」


「そんなこと言わずに読むのよ」


「はーい」




「バベルのためにこんなのもあるよドン」


「これってなに?」


「ディム!それ」


「そうケーキ」


「ケーキ?」


「とっても甘くて美味しいのよでもディムこれ高かったんじゃない」


「ん!まぁまぁだったぞ」


「ぱぱ声へん」


「バベルそうね変だねギロ」


「そんなことよりバベル3歳おめでとう」


「おめでとう」


「ぱぱままありがとう大好き」

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