第四話  問題を先送りにしているのではない!未来の自分に試練を与えているんだ!

 薄暗いボロボロの廊下を走る二人の人影。方や黒色の髪に灰色の服を着た少年、もう一方は白銀色の髪に黒色の服を着た少女。

 奇妙な事に足音は聞こえない。聞こえるのは魔獣が暴れ、物が壊れていく音だけだ。

 階段であったところを駆け上がりすぐ左にある部屋の扉(鋼鉄製)を天多は勢いを落とす事なく蹴破る。天多の異常なまでの身体能力に魔法・魔術による強化を加えれば大抵のものは破壊出来る。圧倒的なまでの脳筋な解決法である。

 扉を破壊したのち、二人は部屋に転がり込む様に侵入する。

 部屋の中には合成魔獣キメラは二体居た。どちらも人型をしていたが泥人形の様な見た目は共通していた。


「ゔ、ゔぁぁぁ」


 奇怪な声を上げ二人に襲い掛かるや否や天多とティアは予め決めていたかの様に反撃する。

      ヴォン‼︎

 聞こえるのはキメラの攻撃による風切り音だけ。

 天多は手始めに手前にいるキメラの伸びた腕を、下方からの左手の掌底で上に逸らし右手で銃を取り出してもう一体の方へ向ける。

 天多に攻撃をいなされた方のキメラは既に自分の方を見ていない事を勝機と捉えたのか天多に向かって左腕をしならせて振る。

 しかし、その攻撃が天多に当たる事はなかった。天多が躱したのではない、キメラが見たのは自身の左腕だった。

 突如として消えた腕に困惑したキメラはすぐさま背後を振り向く。そこには自身の左腕だった物を持った白銀色の髪の少女が居た。

 その少女は持っていたキメラの腕を放り投げ、目鼻立ちの整った美しい顔で金色の瞳を悲しそうに伏せ一言呟く。


「ごめん、なさい」


 今にも消えそうな位小さな声をキメラははっきりと聞いた。そしていつの間にかその少女がすぐ近くに居た。少し遅れて気付く、少女のほっそりとした色白の腕が正面から核である心臓部を貫いている事に。

 鋼鉄以上の硬度を誇る体を少女が貫いているのはなかなかにシュールな光景だ。

 キメラの体が溶けて消える。

 だがこれで終わらない。キメラはもう一体いるのだ。

 そのもう一体はと言うと、天多が既に心臓部にある核を銃弾で撃ち抜いていた。その銃痕は背後から骨の隙間を縫って心臓部の核をピンポイントで当てていた。

 天多は頃合いを見計らいティアに声をかける。


「お疲れ様」


 労いの言葉、しかし上から目線ではなく対等な関係としての言葉。それは凍えていたティアの心に温もりを与えた。ティアは強がり、無理してでも笑おうとしていたが天多は看破する。


「強がらなくても良いんだよ。この件はまだ終わったないんだから。終わってからゆっくりしようよ」

「え、ええそうですね、そうしましょう」


 明らかに落ち込んでいるティア。しかし、先程までの昔の事がフラッシュバックした事による軽いショックからは抜け出せた様だ。目のハイライトが消えていたが再起動を果たした。

 天多の言葉通りキメラは後八体いる。それら全てを殺すまでこの件はひと段落することはない。全て殺した後も原因の追及が残っていたりする。天多自身こう言った面倒事の類はノーサンキューであった。

 天多はティアやアリアといったかなり自分と近い位置にいる身内に対してのみ献身的になるがそれ以外にはかなり大雑把だ。大雑把であるものの周囲の人からは『それでも自分達と関わるにあたって丁度良い距離感で居続けてくれるから、接しやすいし過ごしやすい。間違いなく大人だ、彼は』とのこと。天多は怠惰ではあるが仕事はきっちりこなすタイプで、程良く力を抜いて物事に取り組むため、安心して任せられると言う評価を他方から獲得している。

 天多は空気が読める、だからこそあえて空気を読まない発言をすることがある。その場合は空気を読まないと言うよりは流れを変えると言うのが正解だろう。

 ゆえに天多は声をかける。


「それにしては、相変わらず魔術の使い方がうまいね。基礎的な結界術であそこまで出来るのはかなり少ないんじゃ無いかな?」


 天多の脳裏に映るは、鋼鉄以上の硬度を誇るキメラを細腕で貫いたあの光景だ。

 この世界における一般的な方法としては中級以上の攻撃魔法・魔術を使うことでしかキメラには傷を付けることはできないだろう。それをティアは単純な結界術だけで傷付けるどころか殺して見せたのだ。

 魔法・魔術だけでなく凡ゆる異能において基礎とも呼べる結界術。呪術や仙術、神技しんぎなどを学ぶ際必ず学ぶ基礎中の基礎。

 しかしながら人気はない。何故ならその筋のプロは強力な結界を張れるが、それ以外の者には何回分かの攻撃から身を守ってくれる使い捨ての盾、しかも消費エネルギー量が半端なく大きい、すなわち滅茶苦茶使い勝手が悪い術なのだ。

 実際現代において結界術は大規模な魔道具によって張られている状況だ。

 ティアは使い勝手がべらぼうに悪い結界術を使うのには理由がある。それは単にティアが結界術の本質を知っていたからだ。

 当然天多も知っている。だが天多が使わないのはかつての彼が基礎的な術のほぼ全てを使えない状態だったからだ。それは天多にとって唯一の弱点だったのだ。

 しかし、今の天多は多少の魔術を扱う事ができる様になってしまった。ありとあらゆる選択には代償が付き物だ。だからこそ、天多は多少の魔術を扱うことができる代わりに己の唯一無二性を失ったのだ。

        閑話休題

 結界術の本質は『(世)界をへだて、繋ぐ』ことそのものだ。世間では『界を隔てる』事による防御しか見えなくなってしまっている。『界を繋ぐ』事を利用すれば空間を繋ぎ転移する事ができる。

 界を繋いで相手のすぐ側に現れ、界を隔てる特性で防御力を全無視の最強とも言える必勝コンボが存在するのだ。界の隔てで細胞の繋がりを無理矢理断ち切り、迫り来る脅威から我が身を守る。界を繋いで何処へでも好きなように行く。

 全ての異能の中で一番堅実的な、バランスの良い強さを誇るのは結界術だったのだ。

 ティアもまた天多の異常性を口に出す。


「天多君も相変わらずの技術力ですね。クイックドロウでしたっけ?早撃ちにおいて天多君を超える存在はそうそう居ませんよ」


 少しだけ普段の調子が出ないのは気のせいにしようと天多は思う。


「それはそうさ。と言っても厳密に言えば僕のはクイックドロウじゃなく如何様なんだけどね」


 天多は自嘲気味に呟く。実際今の天多の強さは身体能力と魔術だけなら中堅層もいいところだろう。しかし天多は上位に位置している。それを可能にしているのは、長き時を生きた事による経験と極め続けた技術力だ。

 天多が行ったのは単に跳弾を利用した早撃ちだ。相手と対峙し、銃を構えながら撃ち壁に当てる事で跳ね返った弾丸が死角から襲い掛かる。それは予め決められた死、それゆえに天多はただ予め撃った弾丸が当たるまで待てば良い。

 西武劇の様な雰囲気は相手にとっては真面目でも天多にとっては大真面目な茶番にすぎない。だからこそ技術力だけの卑怯者。

 天多は真っ正面から戦わない。天多が戦う時は後に引けなくなった時か当人がそれを望み行動に移したときくらいだ。

 天多はティアと雑談をしながらも気配を探りキメラの居場所を探る。そこでおかしな事に気がついた。

 キメラの数が研究所内に五体しかいないのだ。初めは十ニ体それから天多が三体、ティアが一体殺したから残りは八体になるはずだ。

この事実に天多は考えを巡らせる。

『共喰い?いやこの部屋に二体居たからそれはないな。となると脱走。だが、さっきの今で時間はそれほど経っていない。となると僕の気配察知を掻い潜ったとでも言うのか?となると隠密・隠蔽系能力を所持している事になる。それも三体だ。これはかなり面倒な事になるぞ。せめて今この研究所の中にいる三体は確実に殺した方がいいな。後のキメラは周辺探っていなかったら『キーパー』にでも任せればいいか』

 決断した天多の行動は速い。

 ティアの肩を優しく叩き目を合わせ、同時に頷く。この二人にとって考えを伝えるのにもはや言葉は必要なく、一秒にも満たないアイコンタクトだけで意思疎通ができるくらい長く一緒にいるのだ。だからこそ説明は必要ない。

 ティアはすぐさま研究所全域を特異な結界で囲む。が変わった。研究者達の血肉や死体と薬品の匂いが充満して重苦しかったのに今は一切しない。寧ろ、何処かになっている。

 天多は気配を探りキメラの居場所を特定すると、ティアが勢いよく走り出す、窓の方へ。ティアは砕けた窓から外へ躍り出る。本来なら落下するだろうしかしティアは空を蹴り一気に上の階まで行く。その姿は妖精が空で踊っているように思えた。

 天多はそんな事を想像しながらも片道を戻り一階の奥の部屋に向かう。

 そこは一見するとただの事務室でしかないがおかしな点があった。天多はゆっくりと一歩一歩踏み出して歩く。しばらくの間事務室の中は天多の足音以外の音がなかった。うろうろしていると突如立ち止まり、その場にしゃがみ込んだ。床を何度かノックし時々他の場所の床を叩き違いを確認する。

 そこからは何処か鈍い音がしていた。床が他と違って厚いのだろう。天多はこの下に隠し部屋が有ると確信した。天多は床の上で何かに指を引っ掛け引っ張るようなパントマイムをした。直後、厚い岩盤の床が爆ぜた。辺りに舞う砂埃が視界を遮る。後に残ったのは粉々になった床の残骸と地下室に続いている穴だけだった。

 天多は躊躇なく空いた穴に飛び込む。数秒の自由落下を体験した後、天多は床に着地する。その間に気配を探りティアの行動やキメラの居場所を確認する。

 どうやらキメラは後一体のようだ。天多は周りを物色する。部屋の電気は配線が切れているのか明かりは付いていない。辺りには壊れたデスクにかなりの量の研究資料が散らばっていた。天多は関係無いとばかりに散乱した資料を手に取り目を通していく。その中で一際異質な紙を見つけた。それはどうやら日記の1ページだった。天多は人の秘密が書かれてあるかもしれない日記を読む事に罪悪感を覚えたが少しでも情報を得るためには仕方のない事だと割り切り、中に目を通すが書いてある内容は一種の懺悔だった。


『この日我々は悪魔を作り出してしまった。何故こうなったのだろう。これは世に出しては行けない。世界が滅亡してしまいかねない。誰もこれの危険性に目を向けない。何故だ。何故これを制御できると思っているんだ。これはいずれ我らの支配下から逃れるに決まっている。目先の欲に囚われ過ぎている。願わくばこの悪魔を殺すことが出来る者が読む事を願おう。頼む、情けないのはわかっている、身勝手なのもわかっている。だが、あれは殺さなくてはならない。あれを、我々の罪を殺してくれ、、、』


 ここから先は字が掠れていて読めなかった。

 『悪魔』とはキメラのことだろうか。もしそうだとしたら、あれに世界を滅亡させる力など感じなかった。天多の中にある仮説が浮かび上がる。否、現実味が増したと言うべきだろう。嫌な予感というのは当たるから困る。

 天多は唯一壊れていないデスクの上にあったパソコンをダメ元で起動する。配線が切れているため電気は流れていないはずだが鈍い光を放ち画面に明かりが灯った。しかし、すぐにパスワード入力が必要になるが天多は何も入力せずエンターキーだけ押した。

 するとホーム画面が映った。別にハッキングしたわけでは無い。天多はそんな技術を持ち合わせてはいない。ただ素通りしただけだ。当然いつでも出来ることでは無い。特殊な状況下でしか出来ない手段だ。この場所がティアの『構築世界』内でなければ今の天多には決して出来ない。

 ホーム画面からファイルを開きキメラに関する情報を調べる。その中で目についた情報に天多は頭を抱える。予想が確信に変わったのだ。

(予想はしていた。一回目に遭遇した二体は終始無言だった。だが、二回目の遭遇は呻き声を上げた。それに加えてこちらの言葉を解す素振りを見せた。確かにこれは『悪魔』だ。時間をかけると手を付けられなくなりそうだ。呑気に『キーパー』任せにしてられなくなってきたな)

 天多は頭を掻き部屋を後にする。得たのは知りたくなかった面倒な情報と研究者の日記のみ。

(この日記を集めてみるか)

 その為にも天多はティアを迎えに行く。その足取りは何処か弾む様だったのは言うまでもない。 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 

 窓から飛び出した直後、ティアは空を駆け上がり五階の窓から再度侵入する。以前天多に言われた事を実行する。

『手っ取り早く上の階へ行く方法?そんなの簡単だよ。屋内の階段を使うから時間がかかるんだよ。外から窓やら壁やらを壊して侵入すればいい。これが一番楽だよ。後始末が面倒いけど』

 ティアの口元が自然と綻ぶ。こんな時に思い出すのはどこか抜けている彼氏の事だ。しかし、キメラの気配を察知するとそのその可憐な顔は曇り真剣そのものになる。

 ティアが侵入した部屋のすぐ隣、気配の数から四体いる。ティアはすぐさま隣の部屋の壁を破壊して奇襲を仕掛ける。白銀色の髪の少女が飛び込んできた壁は何故か真四角に切り取られていた。

 その少女は微笑んだ。

 キメラ達が最後に感じたのはバラバラになる自分と同胞の体と「あなた達の最後の遊び相手になります」という声だった。後に残ったのは自分達が破壊した跡と地理となった肉体だけだった。

 ティアはキメラが消滅するのを確認する前に既に走り出していた。この場にいる最後の一体の元へ。

 長い廊下を疾走する。音は風切り音しか聞こえず足音はしない。時に壁を切り抜き、時に壁に対し垂直に走る。物理法則を軽々と無視した挙動でショートカットを繰り返し最奥の部屋へとたどり着く。

 それを見た瞬間ティアの思考が停止する。

 それは人間の姿をしていた。人形の泥人形では無い。紛れも無くなく人間そのもの。白衣を着た痩せこけた男だった。男はティアを見据え口を開く。


「あなた達は何故私たちを殺す?」


 明確にのだ。明らかに他のキメラと違う。ここまでしっかりと言葉を話せるものなのだろうか?何があったらこの様なことになるのだろうか?兎に角受け答えをしなければ始まらない。


「一身上の都合によります」

「そうか。それでは私はあなたを殺さなくては行けない様だ」

「そうですか」


 短い言葉のやりとり。その中に明確な殺意がお互いの体から漏れ出す。濃密なドス黒い殺意が互いの元へ届いた瞬間、殺し合いが始まる。

 男が腕を振るう。他のキメラの様な物理攻撃では無い。それはとなりティアに襲い掛かる。しかしティアは動じない、何処からか取り出したチェスの兵士ポーンの駒が攻撃を防ぐ。これには絶対の自信を持っていたのだろう男が呆けた様に動かなくなる。戦いにおいて思考を停止した者から負けるこれは殺し合いにも言えることだ。突如として男の体が内側から四散する。これは天多が床を破壊したのと同じ方法だ。ただティアの方が発動が圧倒的に速いが。

 しかしながらキメラが使ことはかなり問題だ。これまでのキメラは異能を使わなかった、今回もそして前回も。

 何かがおかしいと思いながらもティアは周囲を探る。そこで小さいカードが目についた。そのカードを手に取り見るとどうやら社員証だった。社員証に載っている写真を見るとそこには先程殺した男の顔があった。その瞬間、天多と時を同じくしてティアの頭の中にある仮説が浮かび上がる。

 その仮説が事実かどうか確認する為にティアは天多の居る所へ急ぐ。

 なりふり構っている暇はない。来た時と逆に窓から飛び出し一階へ落ちて行く。もう少しで地面にぶつかるところで誰かに抱えられて居る感じがした。それもそのはず、天多がティアを優しく抱えて居た、お姫様抱っこの形で。天多の胸板の感触にティアの顔が紅色する。天多は腕の中のティアに微笑みながら優しく着地する。この際、ティアは振動をほとんど感じなかったのは単に天多の配慮と技量が成せる技である。天多はティアを下ろした。


「あ、、、」


 ティアは少し残念そうな声を出したがそんな場合じゃない事に思い至ったのかチラチラと天多の顔を見ながら居心地を悪そうにしている。天多は可愛いと感じながらものってあげる。

 二人は研究所から離れて少し遠くの歩道脇にあるベンチに腰掛ける。暗いこともあってか中々に不気味で人が寄り付かなそうであった。だからこそこういった話し合いにはもってこいの場所なのだが。


「何かわかったのかい?」

「はい。もしかしたらなんですけど、これまでにあったキメラが段々成長している様な気がしました。最後に至っては、」

「実際に人間の姿になったかい?それとも能力でも使ったのかい?」

 

 天多の発言は的を射ていた。見て居たかの様な発言にティアは恋人の底知れなさを感じるが数多の経験から成している芸当だと理解しているため『話が早くて助かるけどもっとお話ししたい』という複雑な乙女心が顔を出し目を細めてジト目で天多を見る。

 対する天多は『知らんな』と飄々とした態度でスルーして何事もなかったかの様に話を進める。


「その反応だと図星の様だね」

「そうですけど、何か分かったのですか?」

「多分だけどティアの想像通りだよ。あれはだね」


 天多の放つ意味深な発言に元々持って居た懸念と合わさり一つの結論に至ったティアは身を乗り出して叫ぶという到底ティアらしくない行動を取ってしまう。


「まさか!」

「そのまさかだよ」


 天多はゲンナリとした声音で吐き捨てる。この先面倒事になるのは既に決定事項となってしまった為だ。明日からは界を渡っての来訪者たちが来るというのに前日にこんな問題が起こるとは一切想像できて居なかった。

 天多は一言ティアに告げる。


「帰ろうか」


 明日からの自分に任せたのだ。


「はい」


 それに乗るティアもどうかと思うがここに居るのはバカップルだけである。当然ツッコミ役やストッパー役など居るはずもなく二人だけの世界で進んでいく。

 二人の足音だけが夜の街に響ていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あとがき

どうも灰色熊です。

今回は前日編最後となります。

今回天多とティアを全面的に出しました。いい加減、異能バトルっぽいところを書かなくてはと思いながらも初心者ゆえに鮮明な描写を書く事が出来ず分からなかった人が多かったかもしれません。

筆者はただ強い力で無双するよりも一見弱そうな力を発想力で無双する方が大好きです。それに能力を使わず個人の技能によって勝利する展開などもかなり好きです。

次回からの昴くんパートは能力の確認や国の事情などを主にやっていこうかと思います。

因みに【構築世界】という単語が出ましたがこれは某呪いが登場する話の【領域】の様なものだと思ってくれて構いません。厳密に言えばちょっと違うのですが、それに関してはまた追々書いていきます。

それではまた次回お会いしましょう。


ヤッベ生徒の名前とか能力全然考えてねぇ!


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