徒然、随想録。

はじめに。

貴方は、どんな場所で物思いに耽（ふけ）ますか。

真夜中の自室、早朝の空の下、放課後の教室、

墓場、土砂降りの雨の中、神社の境内（けいだい）。

家族や友人、愛する人の隣とか━━━。

…これは、ミュージシャンを目指す僕が

徒然なる侭（まま）描く随想録（エッセイ）です。

二〇一九年、確かに其処に存在していた筈の

日常が大破し、混沌と化したこの世界。

その中で、不意に頭の中に流れ着いた

「言葉たち」を、一つの「文章」とする事で

彼等を「歌詞」として返還させようという

きっかけを元に、今こうして文章を

蜘蛛の様に張り巡らせています。

不定期ではありますが、

何卒よろしくお願いします。

それでは、またいずれ。