『くまの鈴』 3


 ふーの孫は、王冠を被ったり、いたずらしてはいけないと、教育係から言われていました。


 そんな事、彼の年齢で、素直に聞く方が、普通ではありません。


 しかし、彼も、この王冠は、変わってると思いました。


 なにしろ、かなり、お粗末です。


 普通は、金、銀、宝石で、飾られている、がっちりした物なのです。


 これは、どうやら、木枠で出来ているようです。


 でも、この内側の、それ自体が冠のようなわっかは、見たこともなく、かなり変わりもののようでした。


 さて、どうしようかなあ。


 と、考えているところに、あの、こまこさんが、現れたのです。



         🐁

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る