第7話

帰宅後、リビングにて、、、


「お兄ちゃん、ただいまー」

「おお、ミク、お帰り」

「?どうしたの、お兄ちゃん。なんだか表情が明るいよ?」

おっと、流石は我が妹。些細な変化もバレバレだな。この様子だと隠し切れないな、、、

「ああ、そのことなんだが、、、」

俺はミクに今日のよろず部での活動のことを伝えることにした。

「実は今日、クラスの少女から所属部への入部を迫られてな。もう1人部員がいないと廃部になるらしいんだ。それで、体験入部をして、人助けをして来たってわけだ」

「へえ、あのお兄ちゃんがねえ」

ミクはニヤニヤしてこちらを挑発してきた。

「あんまり笑わないでくれよ。俺も予想外の展開でな、、、」

「でも、良いんじゃない?よろず部の入部、考えてるんでしょ?」

「そうだな、せっかくの機会だしな、、、」

俺は自分で作っておいた夕食のカレーライスをミクと共に頂き、眠りにつくのだった。

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