第47話 契約
俺たちはエドワードの用意した馬車の近くに行く。馬車は普通のものと違い金でできた模様がついていて、ところどころに宝石が埋め込まれていた。
エドワードが馬車に乗り俺たちも乗る。
馬車の中は赤い高そうな椅子、茶菓子、ステンドグラスの窓、があった。
馬車は動き出す。
周りの視線が乗っている馬車なのがわかる。
馬車は城につながる一つの橋を通り。
城の中に入る。
馬車が止まる。
『コンコン』
馬車のドアを叩く音がして
『扉をお開けします。』
扉が開く。
外には煌びやかな兵士が並んで立っている。
エドワードは馬車から降りる。
『レオくん達ついてきたまえ。』
俺は馬車を降りてエドワードについて行く。
城の中をエドワードの後ろをついて歩いて行く。
エドワードの四方には常に武装した兵士がついている。
城の廊下は全て赤いカーペットが敷かれ民家と同じくらい横幅が広い。
廊下の端にはステンドガラスが一面を覆い。
反対側の壁にはエドワードの肖像画など、美術品が等間隔で置かれている。
天井は高く壁画が描かれている。等間隔でシャンデリアがついている。
エドワードは一つのとても豪華な扉の前まで行く。
兵士が扉を開ける。
そこには豪華な部屋が広がっていた。
エドワードは部屋の真ん中に豪華なデスクの椅子に座る。
『レオくんファインくん、この椅子に座りたまえ。』
俺たちはエドワードに皮の椅子に座るよう指示され座る。
エドワードはデスクで何やら紙を取り出し隣にいた召使いに渡す。
俺の前にある木の机に羽ペンとその紙を置く。
エドワードが説明する
『レオくんファインくん、これは契約書だこれにサインすればさっきの話は有効になる。そして契約違反をすれば君たちは死ぬ。いいな。よく考えたまえ。』
俺は聞く。
『契約はいつまでですか?エドワード様』
エドワードは思い出したように
『ああ、そうだった。その契約は私が死ねば解消される。』
『そうですか、わかりました。エドワード様』
ファインは話しに興味が無いらしく。壁にある、本棚を見ている。
俺は紙にサインを入れ血印をした。
『終わりました。』
召使いが俺の置いた紙とペンを持ちエドワードに紙を渡す。
『よし』
エドワードも作業が終わったらしく。デスクからたち。
エドワードは俺を呼ぶ
『レオくん、こちらに』
俺はエドワードのとこまで行く。
エドワードは
『ではこの紙の両端を持ってくれ。』
俺は指示どうり紙の端を持つ。
エドワードも反対の両端を持った
エドワードが呪文を唱える。
紙の上に黒い魔法陣が浮かび上がる。
そして紙の端から燃え始めた。
しかし熱くない。
やがて紙は燃え終わり灰となった。
『レオくんこれで契約書終了だ。』
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