第45話 拡散
パーティーが終わり、
俺たちは部屋に戻る。
俺は寝た。
夜
ファインはベットで泣いていた。
ファインはベットを出て俺のベットに入ってくる。
俺はファインに聞く。
『どうした?』
『怖い』
ただそれだけを言ってファインは俺の背中に抱きついている。
朝、
俺は起きる。
太陽の光はまだ盆地には入っていないが上の空は薄いオレンジが青い空に塗っていた。
少し経って太陽のてっぺんだけが山の上から少しだけ出していた。
俺の目に太陽の光が入る。
城の上層部が光を反射して輝く。
ファインは太陽の光が目に入り起きる。
『起きたか、ファイン、』
『おはよう、レオ』
『ああ』
俺たちは支度をし、部屋を出る。
廊下には誰もいなく。静かだった。
俺たちは廊下を歩く。
靴がカーペットを踏む音しか無い。
誰かの話し声が聞こえ、その声の方へ向かう。
曲がり角を曲がると。
そこにはペタルがいた。
ペタルは俺たちを見て
『おお、レオ様。おはようございます。』
『ああ、おはよう』
ペタルは聞いてくる。
『昨晩は楽しめましたか?』
『ああそれなりに』
『そうでしたか、そういえばそちらのドラゴンさんにはお名前がありまか?』
ファインは自分のことを聞かれてるとわかり
ペタルから隠れる。
『ああ、ファインだ』
『そうでしたか、覚えておきます。ファイン様にはどうやら嫌われてしまったようですな。 そうだ朝食を私とどうですか?』
『あ、』
ファインが俺の背中の服を引っ張る。
『あ、いや辞めておきます。』
『そうですか、では貴方だけで?』
『そ、』
またファインは引っ張る。
『いや、やめておきます。このままここを出て行こうと思います。』
『そうですか、私は今日この都市から出て次の都市に向かうので少し残念ですが、また機会がある時に、』
『そうですね』
俺たちはペタルの呼んだ兵士に案内され山の中の研究所からでて街の中に入った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます