第37話 決着

俺は横腹に重い物が当たる感覚と共に吹き飛ばされた。

『レオ!』

ファインは俺を追いかける。

俺は地面を転がる。


『レオ、ごめなさい。』

ファインは倒れた俺を起こす。


『正気になったか?ファイン、』


『ええ、倒れた人たちを救うにはどうすればいい?レオ、』


『あの怪物を倒したらできそうだ』


『そう、わかったわ』


『俺は足をきる。ファインは虫の邪魔をしてくれ』


『わかったわ』


俺とファインは同時に踏み出す。


俺は虫の足の方に走る。



俺は足に剣を当てる。


足は生物の一部ではなく岩のように固かった。

俺は力を全力で込めて剣を振る。


虫の足はなんとか切れた。

虫が少し体制を崩し、おたけびを上げる。


怒った虫は俺に向けて足を向ける。


『ゴオーン』

ファインが俺にきた足を殴る。


足が横にずれて地面に着く。


俺は地面に刺さった足に剣を向ける。

俺はまた足を切る。


虫は完全に体制を崩して俺を下敷きにする形で倒れようとする。


ファインが俺の目の前に上から入ってくる。


ファインは俺を抱えて虫から離れる。


『レオ、ありがとう、あとは私にやらせて。』

そうファインはいい俺を置いて虫の方へ走る。


ファインは高くジャンプする。


ファインは白い魔法陣を出してドラゴンの姿になる。


『バーン!』

ファインはその巨大な手で落下しながら虫を殴る。


虫は地面に強く体をめり込めさせる。


ファインは虫の横に立ち、なにやらゴニョゴニョ言ってる。



少し経って

虫は巨大な体から羽を伸ばした。



巨大な虫は飛んだ。



気づけばもう虫はどこかに消えていた。







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