俺とドラゴンの一生

第30話 特権

俺は起きる。隣りのベッドにはファインが別のベッドで寝ていた。

あれはカーテンを開ける。

太陽の光が入る。

ファインが、光が目に入り起き始める。

『おはよう。ファイン、よく眠れたか。』

『ええ、まあ、少し違和感はあるわ。』

『そうか』

俺は着替える。

『ファイン。』

ファインはベッドから出てくる。

マネキンのような身体が出てくる。

俺は防具などを着せた。

俺たちは宿を出る。

すでに太陽は高く登っていた。

あたりには多くの冒険者が歩いていた。

俺たちは歩き出す。

『ファイン、朝食でも取ろう』

俺はファインに言う。

『ええ、』

俺は近くにあった屋台に足を入れる。

屋台の中では麺類が焼ける音、野菜、肉が油で焼かれる音がしていた。

俺は屋台を切り盛りしているお爺さんに言う。

『二人分頼む。』

『ああよ、少し待っていておくれ。』

お爺さんは麺類などをフライパンの中に追加する。

ファインも屋台の中に入り座る。

数分経って。

お爺さんが俺たちの前に茶色い麺と焼かれた野菜が入ったものを渡す。

『値段は3ペリカだよ。』

『ああ、わかった。これで』

俺は上級冒険者のプレートを見せる。

『おったまげた。きみたちゃー上級冒険者様なのか、そりゃーお代はいりませんなー』

俺たちは朝食を取る、

ファインは近くにあった橋を使わずに手で食べていた。

俺たちは武器屋に着く、

俺は扉を開ける。

『いらっしゃい。』

ガタイのいい片足がない男の店員が言う。

俺は店内にある剣コーナーに行った。

俺は適当な剣を取る。

ヒビも感じられない、まともな剣だ。

俺はファインに言う。

『ファイン、剣は使えるか？』

『いいえ、使えないわ。私素手でいつも闘うわ。』

『そうか、だか、グローブは買おう。手を出してくれ。』

『はい』

ファインは手を出す

俺は近くにあったグローブをとる、

ファインにはめてみる。

ちょうどグローブがはまった。

『これでいこう。』

『ええ』

ファインと俺はカウンターに行く。

俺はカウンターに商品を置く。

『え？こんなのですか？』

女の声がした。

俺は前を向く。そこには若い女店員がいた。

『もっと可愛いのにしません？』

『え？あぁ？』

『ダメですよ！女は華麗に戦いたいもんですよ。これなんてどうですか？』

女店員は

指の付け根全てにルビーのような宝石、手の甲に赤いハート型の宝石、をつけた牡丹色のグローブを出してきた。

『はい、お嬢さん手を』

店員はファインの手を取りグローブをはめる。

ピッタリとはまった。

その後は紹介されたグローブと剣をプレートを見せて無料で買った