第27話 服

俺たちは都市のメインストリートを歩いていた。


どこまでも屋台やら大道芸人やらが沢山いた。


俺は防具店を見つける。


『ファイン、その格好は冒険者に似つかわしくない。防具店で防具を買おう。』

俺はファインのお嬢様みたいな服を見て言った。


『え?うん、わかったわ』

ファインは不思議そうに言った。


防具店に入る


『いらっしゃい、何をお探しに?』

ガタイのいい店員が聞いてきた、


『女性ようの防具を買いにきた。』


『そうですか? そちらのお嬢さんのを?』


『ああ』


店員は少し考え、

『フェル!お客様のお相手をしろ!』


店の奥で慌ただしく音がなり扉が空いた。

『はーい!』

元気よく若い女がでできた。


『あ!可愛いお嬢様!』

若い女店員はファインを見て言う。


若い女店員はファインの手を引き箱の中に入れた。

『え?あ?』

ファインは驚いている。


『お嬢様、服を持ってきますからこの中で着替えてください。』


『え?あわ?』

ファインが困っているのが箱の中きら聞こえる。


『レオ!助けて。』

ファインが俺を呼んだ。


『ああ、』

俺は箱を開け中に入った。


『レオー!』

ファインは俺に抱きついて少し怖がっていた。


『どうすればいいの?』

ファインは聞く。


『この赤いドレスを無くせばいいんだ。』

俺は答える。


『でもこれ脱げない。これ鱗よ、』


『鱗を人間の皮膚みたいにできないのか?』


『できるわ、けど絵本ではこの姿しか見たことないわ、この服?の中身がどうなっているかわからないわ。』


『ああそうか。』


俺は少し考え

『一回試しに人の皮膚だけになってくれ。』


『え、わかったわ、』

ファインは呪文を唱える。

白い魔法陣が出てファインの体を通る。


ファインは服を着てないマネキンのような女性になった。 


『よし、まあ、これでいい。』


『コンコン』

ドアを叩く音がする。


『お客様?大丈夫ですか?』


『ああ、大丈夫だ、、、あ、あと店員。女性用の下着も頼む』


『わかりました。』




少し経って


『お客様、物を持ってきました。入れますね。』


箱の中に女性ものの防具と下着がきた。


俺はファインにそれらを着せた。


『これいい。』


『ほんと?』


『ああ』


俺たちは箱から出る。


ガタイのいい店員が若い女店員の頭を無理やり下げ。


『この度は申し訳ない。うちのやつが失礼を。代金は安くしときます。』


『ああそうか。謝罪はいい早く会計を』


ガタイのいい店員は急いでカウンターに行き。


『五十ペリカです。』


『そうか。』

俺は五十ペリカ払う。


ファインの姿が鏡に映る。

胸部に立つのプレートがついた赤い戦闘用ドレスを着ている。


俺は店を出る、

出る時に店員が

『ありがとうございました。』


俺たちはメインストリートをまた歩き始める。









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