第24話 原因

俺たちはあれから12日間、村の人に頼まれた仕事をこなしていった。



俺が城壁の修繕作業をしていると、


遠くから馬車の列がきた。


馬車は村に近づいていき、ついには村の正門の前にきたのが見えた。




昼、


俺たちの班は村の中に戻る。


馬車の列は教会の前に泊まっていた。


いつものガタイのいい夫婦が鍋を叩いて、昼食を配っている。


ファインはもう一人で食事を受け取り食べ終えたらしく。土の上に一人ぽつんと座っている。


俺は食事を受け取り、ファインの隣りまで来て座る。


俺は食事をとる





食事を終えてファインに言う

『今日はどうだ?』


『ええ、いつもどうりちゃんと仕事しているわ。この村の人は、凄いわ、私じゃできない』


『そうか』





男が教会の外階段の上に立つ。


『やーあ皆んな十日ぶりぐらいか、、、

前振りはやめて、本題に行くか。


今日俺は都市の方で村の再建に必要な鍵や硬化剤などを買ってきた。早速明日から家を建てることができる。 明日も頑張ろう!』

グレイトは階段を降りて見えなくなった。


『よーし皆んな休憩は終わりだ作業に戻ってくれ。』

俺の班長が言った。


『俺は行くよファイン。』


『ええ、気をつけて、』


俺は午後の作業に入った。




夜、

俺は午後の仕事が終わり村の教会の前にきた。


ファインも同時に帰ったらしく二人でいつもどうり食事を受け取り、二人で食べた。


『やあ、レオくん、ファインさん。食事はいかがかな?』


『ああ、問題ない。』


『そうか、変わらないな、今夜は君に感謝を伝えにきた。』


『え?』

ファインが言う。


『いやー君たちがいたおかげで予定よりも多く資材が手に入ったんだよ。』


『はーあ?』

俺はやる気なく答える。


『いやな、君たちのことを都市の酒場で話していたら、魔法研究者?に質問されてね。君たちの事を話すかわりに、資材の代金を肩代わりしてもらったんだよ。』


『そうか、』


ファインは話しの内容が理解できないらしく。キョトンとしていた。


『だから君たちには感謝しているんだ。ありがとうな。まーあこれのことも、虫の一件もあるし、君たちが何か悩んでいたならなんでも話しを聞くよ、、、て、ことだからじゃーな。』

グレイトは教会の方に向かい、人混みの中に入っていった。










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