第22話 共闘
俺は驚きつつも
『ああ、大丈夫だ。ありがとう。』
『よかった。』
魔獣の頭を見ようと思い立ち上がる。
魔獣は頭を地面にめり込み、ピクリとも動かない。
『どうやってここに来たんだ?』
俺はファインに聞く
『それはね、これ。』
ファインは俺の首につけていた首飾りを指差す。
俺は首飾りを見る。宝石の部分が黒く変色していた。
『これがね、あなたの状況と居場所を教えてくれる魔石なの。でももう使えない、だから次は気をつけてね、レオ。』
『ああ、わかった。』
魔獣が顔を上げ赤い魔法陣を出しているのが見えた。
『ファイン!』
俺はファインを突き倒す。
魔獣の魔法陣から赤く太い光の線が伸び倒れた俺とファインの上を通過する。
光の線はそのまま倒れた俺たちに向かって下に下がっていく。
俺はすぐに横に転がり横に飛び跳ね光の線は から離れた。
ファインは倒れたところから横に飛び跳ね光の線から逃れた。
ファインは地面につき、そのままの体制で魔獣のとこへ猛スピードで走り、魔獣の横っ腹をアッパーで高く殴り飛ばした。
俺はそれに続いて高く飛び跳ね、魔獣と同じ高さまで飛び、魔獣と交わる。
俺は魔獣の体毛に覆われた肉を爺さんの短剣で斬りつけた。
俺と魔獣は同時に着地し、魔獣を見る。
魔獣から川のように大量の血が流れて始めていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます