第7話 農業のドラゴン化

ファインの言葉に自身が見ているものは本物だとゆうことを意識せざるを得なかなり、爺さんは、固まっている。


『爺さん?大丈夫か?』


『..........』


『おい!爺さん、大丈夫か?』


爺さんはようやく俺の言葉で正気に戻ったらしく。

『ああ、すまぬ、、、本物かー、、、まあーあれじゃドラゴンの君、その姿になってどうするのだね?』


気づけば太陽がもうすぐ沈むらしく暗くなっていた。


『あ、、、もう、こんな時間か、ドラゴンの君今日は帰ろう、どうせ泊まるところはないだろうからうちに来るといい。ドラゴンの君は人間に戻ってな』


『いえ、おじ、いさん。私すぐに畑耕しますので待ってください !』


『ほう、まーいいじゃろう やってみい。』


ファインは爪を畑に突き刺し爪を横にずらした。爪は硬い土をうまく耕している。


爺さんは俺に聞いてきた。

『ほおー早いのう。お主、どこであのような者と知り合ったのじゃ?、、、ドラゴンといえば魔族軍の者であろう?』


『偶然出会ったんだ』

俺は適当に返した。


ファインは、鍬だと1時間はかかりそうなのを

たった一、二分で終わらせた。

そしてすぐにいつもの美女の姿に戻りこちらにきた。


『終わりました!おじいさん!』


『ほう、そうだのー、よし、帰るとするか、あ、あの袋と鍬は置いたままで良い。』


俺たちは爺さんの小さな家に帰る。




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