第8話面倒見はいい方だが…

都内に引っ越す時に、親戚連中から「みそこが父親替わりになるのよ!」「母さん当てにならないんだから。」「しっかり支えてあげなきゃダメよ!」


これは今でも呪いだと思ってる。


笑い方は思い出したけど、甘え方を忘れた。

いじめの標的も変わらず、中学三年生の頃はほぼ…全日数行っていない。


家にいるか、外に出てるか、ここもあまり記憶が無いかもしれない。


それでも卒業式は出た。

何も思わなかった。

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