第9話中学生から高校生へ

中学でほぼ行かなかったために、周りからの説得で定時制の高校に行くことにはなった。


行ってすぐ友達は出来たけれど、何か…ただそこにうちが存在している居るだけで…あ、白雪姫の世界の中に急にいたら場違いじゃない?

そんな感じ。

だから行くのをコソコソやめた。


家では母男との生活も慣れ、台所がネズミの住処になっていようが、湯船に入るのは確か序列があった様な…曖昧だからいいや。湯船の中に大量の体毛が浮いていようが、襖ドアの向こうで母と母男が性行為していようが、うちは慣れた。


妹はまだ10歳と8歳

たしか…つみきを積み立てては盛大に崩すっていう遊びを一緒にしてた気がする


うちの高校生活は…たしか2週間で幕を閉じた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る