※登場人物の能力値 《マオ・ミイナ・バルト・リオン》

今回は現時点の主人公たちの能力を明かします。矛盾点があったら遠慮なく指摘して下さい。



――マオ――


年齢:15才


適性職業:魔術師


敵聖属性:氷(風と水の中間属性 どちからというと風の適性が高い)


今作の主人公にして生まれながらに魔力量が低い魔術師。この世界の一般常識では魔力量が低い人間は大成できないと言われているが、彼本人は決して諦めずに一流の魔術師になるための努力を怠らない。


マリアによれば魔力量が少ない事も才能らしく、実際に彼の成長力は他の魔術師と比べても異様なまでに早い。たった三年で下級魔法を中級魔法以上の威力と性能にまで伸ばし、更に魔術痕を刻んだ事で風の魔力を操れるようになった。


得意技は氷を弾丸へと変化させて放つ「氷弾バレット」チャクラム状の氷の刃に変化させて攻撃を行う「氷刃ブレイド」氷柱を高速回転させて放つ「氷柱弾キャノン」鎖状に変化させて相手を拘束する「氷鎖チェーン」を扱う。


困っている人間を見ると放っておけない優しい性格だが、悪人相手でも戦闘の際に相手を殺さないように気を遣うため、それが仇となって追い詰められた事もある。その一方で氷の応用の高さを生かしてどんな窮地も乗り越える発想力を持つ。



※作者がこれまでに描いた主人公とは真逆のタイプです。




――ミイナ――


年齢:16才


適性職業:魔拳士


適性属性:火


今作のヒロイン。魔法学園の学園長であるマリアと何らかの関係があるらしいが、今の所は明かされていない。獣人族であるが故に高い身体能力を誇り、火属性の魔力を両手に纏う「炎爪」魔力を開放して爆炎を放つ「爆爪」を使いこなす。


後輩であるマオを可愛がっており、最近では距離が縮んでいる。容姿が優れているので他の男子生徒からの人気は高いが、そのせいで彼女と仲が良いマオに嫉妬する生徒も多い。


勉強嫌いではあるがマオの前だと先輩の威厳を保つために頑張って勉強している。先輩であるバルトの事は尊敬はしていないが、友人としてちゃんと認識している。影でバルルの事をお母さんと呼んでたりもする。




――バルト――


年齢:17歳


適性職業:魔術師


適性属性:風


マオ達の先輩で元々は優等生だったが、三年生になった時にリオンと勝負して惜敗した事から不良となってしまった。しかし、マオとの試合を経て自分自身を見直し、現在は下級生からも慕われる立派な先輩になった。


成績優秀でリオンの事がなければもっと早くに月の徽章を与えられる予定であり、学園長であるマリアも彼を評価していた。三年生の頃と比べて性格は大分丸くなり、生徒会長のリンダとは良好な仲を築いている(お互いに友人として接しているだけで恋愛感情はない)。


扱う魔法は三年生の時は「スラッシュ」「スライサー」の二つだけだったが、修行を繰り返して現在は新しい魔法を覚えようとしている。




――リオン――


年齢:15才


適性職業:魔術師(但し、本人は魔法剣士を目指している)


適性属性:風


この国の王子にしてマオの命を救った恩人。最初の頃は魔力量も小さくて碌に魔法を使えない彼に厳しい言葉をかけて魔術師になる道を諦めるように諭したが、マオがどうしても魔術師になりたいという気持ちと強い意思を組んで手助けしてくれた。


バルルとは何らかの面識があり、彼女にマオの事を任せて自分は魔法剣士になるための修行の旅に出ている。魔法学園に戻らないのは魔法剣士の指導を行える人間がいないからであり、各地の武芸者と腕を競って剣の腕を磨く。


一番上の兄の事を誰よりも尊敬し、彼の代わりに将来はこの国の王になるために努力を欠かさない。今現在ではマオとも良好な関係を築き、手紙のやり取りを行う。





――リンダ――


年齢:17才


適性職業:魔拳士


適性属性:風


学園内では一人しか存在しないエルフの魔拳士。現在は生徒会の生徒会長を務めており、バルルが同学園の魔術師の中でも筆頭ならば彼女は魔拳士の中でも筆頭を務める。風の魔力を身体に纏い、時には拳だけではなく足に魔力を纏わせて移動手段に利用する事もある。


実力的には学園内の魔拳士の中でも一、二を誇り、教師であるバルルにも劣らない。頭が固いと誤解されがちだが、不良になった時のバルトを見捨てずに普段から彼の素行を注意したり、悩み事があれば彼に真っ先に相談したりもする。ちなみにバルトに恋愛感情は抱いていない(断言)。



※初期設定ではメインヒロインでしたが、色々と事情があって変更しました(;´・ω・)





――バルル――


年齢:三十代前半(初登場時は二十代後半)


適性職業:魔拳士


適性属性:火


元は白銀級冒険者だったが、ある時に仲間を失って引退した。知り合いの宿屋の主人から宿を引き継いだが、マオと出会った事で運命が一変した。現在は魔法学園の教師を兼任しており、最近は黄金の鷹にも所属している。


リオンとは何らかの関係を持っており、彼の素性は把握している。マリアから教師になる条件としてミイナの面倒を見るようにも言われ、何だかんだでマオやミイナの事は自分の子供のように大切に扱っている。


現役時代と比べて大分力が落ちており、最近は弟子達とも実力差が縮み始めているので焦りを抱いてる。ちなみに全盛期の彼女ならば赤毛熊程度の相手は難なく倒す事ができた。




――マリア――


年齢:不明(バルルが学生時代から見た目は全く変わっていない)


適性職業:魔術師


適正属性:風(但し、他の属性も特定の条件下で扱える)


魔法学園の学園長にして国一番の魔術師として他国にも名前が知れ渡っている。盗賊ギルドが最も恐れる存在であり、国からの信頼も厚い。


色々と謎が多き人物であり、家族がいるのかどうかも不明だったがミイナの母親は彼女の妹だと判明した。ミイナとは叔母と姪の関係だが、世間には隠している。ちなみに結婚歴はなく、本人も興味はない。


生徒達の事を大切に想い、非人道的な方法で教育を行う先代の学園長からその座を奪った。魔法の知識にも豊富でマオに魔力を回復させるための精神鍛錬や魔術痕を授けた。






――作者――


種族:オーク(!?)


適性職業:引きこもり


適正属性:無し


本作を描く作者。特筆時効無し




※なんか最後に余計な登場人物を挟みましたが、とりあえずはメインキャラクターは描き切れました。

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