【完結】世界を滅ぼす僕だけど、愛されてもいいですか
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
予告
「お前など産まれなければよかった」
「どうして生きていられるんだ? 化け物め」
「死ね、死んで詫びろ」
嫌われ虐げられながら、僕はそれでも必死に生きてきた。必要とされない現実の中で、愛の意味さえ知らぬままに。大きくなるにつれ父親に似てくる僕は、ついに捨てられる。殴られ蹴られ、痣だらけで痛い体を丸めた。もう痛いのは嫌だ。楽になりたい……。
願いは思わぬ人に届いた。強大な力を誇る竜女王は呼ばれる声に惹かれ、僕を拾う。汚くて醜くて穢れた僕を、まるで宝物のように扱った。暖かい部屋、美味しいご飯、暴力ではなく触れる手、すべてが夢みたい。僕はもう死んでしまったのかな。
やがて、僕は世界を滅ぼす存在であるとわかり、精一杯の笑顔で女王に願った――僕を殺して。その言葉を聞いた女王は決意した。僕を殺すなら、世界を滅ぼそうと。世界の滅亡と番の生存を懸け、竜女王は不敵に笑った。
「私からこの子を奪えると思うなら、かかってくるがいい」
僕と彼女は世界を滅ぼしてしまうのか! 恋愛要素が少しあるファンタジーです(*ノωノ)
5/3、23:10連載開始_( _*´ ꒳ `*)_
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます