第16話 冒険者組合、ギルド(6)
まあ、取り敢えずは、男の様子を窺う事にしようと思いつつ、彼の様子を窺うと。一階の構内に沢山ある受け付け窓口──。
その窓口一つに対して、必ず座っている煌びやかで、容姿端麗な乙女達……。
そう受付嬢と呼ばれる彼女達は──各自各々が担当している冒険者と呼ばれる者達と今後の方針……。モンスター討伐をするための最善策の相談を受けたり。
偶に冒険者達と世間話をしたり、身の上相談を受けたりして大変……。
でッ、中には担当の優男の冒険者と恋バナに花を咲かせ、恋に落ちる者達もいるし。
まあ、逆に冒険者からしつこいぐらいの逢引きの誘いを受け苦笑い……。大変に困っているような受付嬢も達もいるから。
この国の冒険者組合。ギルドの受付嬢達は、別の異世界の芸能人、アイドル達と変わらない、麗しい存在だから気苦労が絶えない。
まあ、冒険者組合・ギルドの受付嬢なのだが。
そんなアイドル様達が、また一人の受付嬢以外は、キリッ! と背筋を伸ばし、椅子に座り。胸をプルン! と張り──!
自分達の素晴らしい容姿を誰かに?
そう、アイドル様達は、見てくださいと言わんばかりな振る舞いをおこない始めだすから。
彼女達は、自身の麗しい容姿を一体、誰に見せたいのだろうか? と思いつつ、様子を窺っていれば。
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