第7話 300円の違い

飯田は米が好きだ

米は全般的に好きで最近ではよく自分で炊いてたべているのだが、今回はお米の価格によって味は違うということを書いていきたい


よく1キロ数千円の商品はおいしいのは当たり前なのだし、差額によって美味しさが違うこと

産地によっても味が異なることもしっていたが、まさか数百円の差でも美味しさが異なることもあるとはじめて知ったのだ


今回はそれについて紹介する


それに気づくのに飯田は何年もかかったのだ、あれだけ米が好きと言っていながら味音痴感があるのだが、米5kgの消費はおよそ一ヶ月かかるので、しかたがないだろう


まずはじめに整理するが


・値段の高いものはうまいとは限らない

(当たり外れが大きい)

・産地や銘柄による違いもある

・同じ品種であっても銘柄によって味は異なる

・安い米にも美味しい米はある

・高い米は旨いというわけではない

・値段が高い米は高いだけの理由がある


などだ両親と住んでいた頃は価格的にはたぶん2〜3千円代のお米を買っていたと思う

なのでその味を覚えているし同じようなお米を常に購入していたが。社会人になって給料をもらうようになって様々なものを買って食べてみた


感想はどれも値段相応、可もなく不可もないただ安いだけのものもあれば

不味くもないが美味しくもない値段相応のお米もあった

これは当然だろう

ただ、値段が高いからといって必ずしも美味しいとは限らない、逆に高いからこそ不味い場合もあるのだ


それは舌が高級なものを食べ慣れていないからかどうなのかはわからないし、今回の話とは全く関係ないのでこの話はひとまず置いておこう


気が向いたらいつか語りたいところだが今日ではない


さて今回の本題だが、千円代で購入できるお米についてだ

千円代で買えるお米は価格が違ってもそんなに味は変わらないと思っていたが実は違ったのだ


それはさっきも記入した産地によることかもしれないがわずか300円違うだけでこんなに違うのかと飯田は驚いたのだ


安ければそれなりの味もするのは理解ができる

だが、それは違ったのだ

炊き方はどれも一緒なのに違う事にびっくりで炊き立てでは味はわからなかったのだが、冷やご飯にするとより味の違いがわかるのだ


冷めても美味しいご飯があるのは素晴らしい

もっと食べていたいと思うほどだった

このクオリティならリピートしたいレベルだ


かつて飯田は興味本位でくず米というものを購入して食べた方があるが、あれは人が食べるものではなかった

小石がちょいちょい入っていて、食べているとときどき石を噛んだり、味もおいしくないため、一回で食す事を諦めた

その後は知人で鶏を飼っている友人に譲ったので有効活用できたが、お金がなくてもくず米は絶対に買わないと決めている


話が逸れた

とにかく翌日お昼ご飯に持っていくご飯で違いというものがわかり飯田はびっくりしたのだ

帰って産地を確認後飯田は常にその産地から出荷されているお米を購入しているくらいお気に入りになったのだ


だが、飯田のお米への情熱は消えることもなく、今日も美味しいお米を探すべく、米販売店に入り浸る

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

飯田のグルメ日記 モン・ブラウン @Mont-Blanc88

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ