第4話攻略戦




今回の攻略目的地は、駒沢オリンピック公園の体育館前。




前回の代々木公園と比べると、野次馬の数が多い。

自衛隊が動画情報をもとに代々木公園と東京駅へ強硬潜入して。


怪物が居なくなった事が事実だと判明したからだ。


そして、その事実がネット上に洩れ、一挙に拡散した。

中には勇士を募るサイトが立ち上がり、ネット上を賑わっている。




佐々木さんの誘導で、野次馬と自衛隊の包囲網をかわし潜入。


怪物を殲滅しつつ進む。




目の前にコアが・・・。



前回も魔石での直接攻撃だったが、今回はバールでの攻撃を試す。


攻撃寸前にコボルト2体が出現するも、キラとザザが討伐。

バールでのコア破壊はかいを試みた。

「カーン」と金属音がして跳ね返された。


「やはり、ダメだったか・・・」


魔石を取り出して、コアを破壊。




青木優


レベル 15


職業:魔石召喚師2


HP160/160


MP400/400


レアスキル


Box


スキル


鑑定 敏捷 回避


魔法


火魔法8



今まで4体しか召喚できなかったが、魔石召喚師2になった事で10体も召喚できそうだ。

そして、離れていても簡単な意思疎通もできるようになった。



キラは前回同様、魔石回収の為飛んで行った。


「ユウ、ドローンが飛んでくるわ」


キラ以外魔石に戻し、体育館内に急いで隠れる。




ドローンよる偵察が、増えている事を実感する。

コアが無くなった事が知れると、ココにも自衛隊がすぐ来るだろう。


佐々木さんと話し合い、ドローンを打ち落とす事にした。



遠くに見えるドローンに隠れながら、火の球を飛ばす。

見事命中して破壊した。



そしてキラが戻って来た。

魔石を回収して、ご褒美に魔石を2個をやるとぱくぱくと食っている。


『おいしい』


キラの足を掴んだ状態で、俺を運べないか検証する。

軽々飛んでいる、4分も飛び回ったがキラは疲れたようすはない。


レベルが上がった事で、俺の身体能力も確り上がっている。

2時間ぐらい掴まっていても、疲れないだろう。

これは、次の攻略に必要な検証だ。


「そろそろ、ここから離れようか?」


「それが良いわ」





お台場海浜公園から双眼鏡で、台場公園近くのバリケード攻防戦を見ていた。



自衛隊の面々も中々頑張っているが、その攻防は散発的に起きていた。

自衛隊員の中にも魔法持ちが数人居るらしく、火の球や風斬りが飛び交っている。



音が聞こえてこないせいか、映画の回想シーンを見ているようだった。



それを見ている野次馬も駒沢オリンピック公園より多く。

周りを賑わっていた、野次馬の話だと日が落ちると攻防戦が無いらしい。


俺達の前を救急車が通って行く、負傷者が出たのかも知れない。



俺達は、暗くなるまで待機だ。





深夜の浜辺で「この辺には、人は居ないわ」


俺はその言葉にうなずき、キラを召喚。



キラと共に台場公園へ飛んで行く。




砲台跡に降り立ち、9体を召喚する。

新たな召喚獣に魔石を食べさせる。



ダークウルフ


名:ダーク


レベル 2


HP2300/2300


MP2600/2600


スキル


俊敏 魔威 new回避  


魔法


黒魔法4




ハイブラックウルフ


名:ブラック


レベル 2


HP2700/2700


MP2000/2000


スキル


俊敏 new回避  


魔法


黒魔法2 new風魔法1





レッドバット


名:レッド


レベル 3


HP2700/2700


MP2800/2800


スキル


魔威 new俊敏 new回避  



魔法


火魔法3 new風魔法1






ハイミノタウロス


名:ウロス


レベル 3


HP13500/13500


MP100/100


スキル


狂暴 new強力Ⅱ new鉄壁Ⅱ 





ハイミノタウロス


名:タロウ


レベル 4


HP15000/15000


MP200/200


スキル


狂暴 new強力Ⅱ new鉄壁Ⅱ new威嚇





髑髏騎士


名:ドクロ


レベル 4


HP8000/8000


MP800/800


スキル


剣 new強力Ⅱ new俊敏Ⅱ


魔法


呪い魔法1




10体の召喚獣と陣屋跡へ向かう。


そこにはコアを4体のゴーレムが守り、その周りを60体以上の怪物が囲うように配置されていた。



俺は、遠距離からの魔法攻撃を命令する。


コア周りの怪物が次々に消えていく中、怪物数体からも魔法攻撃がくる。



しかしこちらのダメージは少ない、一方的に数を減らす怪物達。

居た堪らない数体が向かってくるが、ドクロが瞬殺する。



残すところゴーレムのみ、猪ノ丸達に突撃命令を指示する。


『任せろ御主人』


最初にタロウがゴーレムと接触。

そして次々にゴーレムと召喚獣の攻防が始まった。


俺は走り出し、タロウの背中を駆け上がり。


ゴーレムの肩を飛び越え、魔石をコアに叩き付けた。

コアが砕けると、ゴーレムも消えていった。



青木優


レベル 18


職業:魔石召喚師3


HP190/190


MP475/475


レアスキル


Box


スキル


鑑定 敏捷 回避


魔法


火魔法9



俺は早速魔石を回収する、キラも命令してないのに回収している。

回収終了時に、ゲートの方からライトが照らされ始めた。


キラとレッド以外魔石に戻した。


レッドを引き連れて、佐々木さんの待つ浜辺へ急ぐ。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る