第46話 魔法少女の死体、からの連戦(後編)
幽体の
そこからの
そうこうしている間に南区を担当していた
それに反応できたのは
そんな状況で
それもそのはず、
「
「うお、マジか!一体何体やっつけたんだよ」
「多分4桁中盤くらいじゃないかな」
「もういい、
そうして、役目を終えた
まだ戦っているが、明らか
視界が血で染まって見づらいと思いながら見知らぬ魔法少女を見ていると、攻撃魔法の詠唱を始めた。
「暴れ狂え!『マジカル・ファイアメテオ・マルチプル!』行けー!」
2つの巨大な隕石が召還されたかと思えば発火しながら
その魔法に
カッコイイ!自分も使いたい!という気持ちが高ぶり、いつか自分も使える様になるのかと期待に胸が膨らんだ。
「これを使ってみたいのかい?」
「はい!」
「これは10年くらい魔法少女を続ければ使える様になるさ」
「頑張ります!」
後輩らしく可愛く言ったつもりだが、全身真っ赤である。
「がんばれよ!」
そういって
「あ、
「汚れてなんてないさ、『マイジカル・クリーンアップ』、ほらね」
瞬時に綺麗になった
よくよく見ればショートヘアの同年代っぽい女性なのだが、雰囲気が大人びている。
まさにお姉さまと言った感じの優雅な立ち振る舞いに、
『まさか、これは恋!?』
あえて言おう、勘違いであると!
だが、彼女は
それはまるで演劇の舞台の様な支え方で、そのせいかはわからないが何かパチパチとした閃光が至る所に見え始めた。それは相手の魅力、魂の輝きだと信じ、目が離せなくなったのだ。
「
「病気になってしまったか!早く横になるがいい!」
「あ、病気じゃないと思う……」
「病気だよ!魔法少女が唯一かかる病気、魔力過剰循環症だ!」
「え?」
※説明しよう!魔力過剰循環症とは、短時間に保有魔力分以上を使用した場合に起こる一見風邪の様な症状だ。魔力と幸福値は密接な関係にあり、魔力は幸福値から、幸福値は
「うぅ……そう言われると急に目が回りはじめましたぁ……(ばたっ)」
「
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