苦手な相手が居ない世界を創る

子供の頃から虫が苦手で、なのに自然豊かなところで暮らしたいという矛盾した考えのもと現在の場所に住まわせていただいている。


ここ数日のコンスタントに降る雨により、虫ストレスに対するヒントが得られたように思う。


5月にしては気温が低いのも相まって、雨上がりでまだ湿度が高い状態で外を歩くと、驚くほど虫が氣にならないのである。


道端の草花を見れば、いつもは満開で開いているお花たちが、雨上がりの時には花びらが閉じているのに氣づいた。


お花が閉じていれば虫たちはその蜜を吸うことができないもんね。


だから雨上がりで湿度が高く氣温が低い時は花もお休みだし、それと連動して虫が飛び回るのもお休みってことか。


ということは虫が飛び回らないお天氣、温度や湿度、時間帯を見極めれば恐怖を感じることなくのびのびとお散歩ができるというわけだ。


これは人間関係においても同じだと思う。


幸い私は、自分が苦手だと思う人々が全くいない世界に暮らしているけれど、職場や学校、地域などでは人間関係のストレスがお有りのかたもいるだろう。


自分が嫌だと思う相手はどんな場所を好み、どんな行動をしているのかを見極めることで、自分はその逆をすればいいのだ。


そうすることで相手を排除することもなく、自分も嫌な思いをせず、お互いが快適に暮らせる地球天国が出来上がるというわけ。


これこそが最適な棲み分けなのだと思う。



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