英語でも同じ現象があります。「sick」という単語は病気であることを表現する形容詞ですが、80年代から、一部の若者の間で「カッコいい」とか「すごくいい」という意味で使われるようになりました。
それから「terrific」という形容詞は、団塊世代の方が、「すてき」「すばらしい」という意味でよく使われるのですが、もともとは「恐ろしい」という意味の言葉だったようです。
「自分の心が揺れるくらいいいんだ」ということを、あえて元はネガティブな言葉を使って表していると思うと合点がいきます。
今回も勉強になりました。
作者からの返信
かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
英語でもあるんですね! 知りませんでした。しかも年齢は若者だけでなく、団塊の世代の方がよく使うものもあるのですね。興味深いです。
「sick」は意外です。どういう場面で使うのか……想像できないです(笑)
「terrific」、気になって英和辞典で調べてみたら「ものすごくいい」「すばらしい」が語釈の最初に出てきました。それくらい使っている方の中で浸透しているんですね。何となく、「terrific」は「やばい」と似たような経緯を辿っている印象を持ちました。
>「自分の心が揺れるくらいいいんだ」ということを、あえて元はネガティブな言葉を使って表していると思うと合点がいきます。
合点がいって良かったです!
こちらこそ、英語のことを教えて下さってありがとうございました。面白かったです!
なるほど!
調べてくださってありがとうございます。
言語っておもしろいですね!!
作者からの返信
天くじらさん、コメントありがとうございます。
「なるほど!」と思っていただける内容で良かったです!
>言語っておもしろいですね!!
言語の楽しさが伝わったのなら、とても嬉しいです! ありがとうございます。