9月

◇閑話◇ 校正のこと

 久しぶりの更新です。お待たせ(?)しました。


 実は半年くらい前から校正の勉強をしており、9月がちょうど講義の最終月になるということもあって『NIHONGO-Ⅱ-』の更新をお休みしていました。ですが、お陰さまで校正の方に力を注ぐことが出来たと思います。


 校正の勉強をし始めたのは、校正・校閲の知識が独学だったこともあり、基本的な部分をきちんと学びたかったことと、他者の作品の添削(やり方は校閲に近い内容です)などもしていたので、よりしっかりとした土台作りをしたほうが良いと思ったからでした。


「校正」(学んだ内容は「校閲」も含まれますが、講義は「校正」としていたので、ここではその表記を採用しています)のことを学び終わって思ったのは、書籍などをはじめとする出版物が、作者さんと校正者(校閲者)や編集者の方、そして出版社が培ってきた校正の知識や経験が生かされて1冊の本になっているのだな、ということ。


 そんなことは、作家になりたい方や書籍を出版したい方であれば当然知っていることかもしれません。しかし、課題に取り組んでみて思ったことは、「当然」といって簡単に片づけられるものではない、ということでした。


「読者に読みやすいように」「内容・表記・言葉などに間違いがないように」。


 それがいかに大変で作る側には並々ならぬ努力があること、そして高い技術と多くの知識力などが必要であることが、より身に染みて感じました。


「校正」(校閲)という言葉や多少なりとも内容を知っていた私でさえ、課題に取り組むとその難しさを痛感した次第です。しかし学ばねば得られなかったものが沢山あり、とても有意義な時間を過ごせました。


 今後はこの学びを活かしつつ添削(もしくは校正)を行ったり(する予定ではあります……)、引き続き『NIHONGO-Ⅱ-』を書いたりしていくつもりです。


 私自身未熟者で、人様にお教えできるほどきちんとした文章が書けているわけでないのですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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