編集済
私は今まで「ぞっとしない」と書けば、読んだ人はおっしゃる通リ、ぞっとするの逆の意味に取るのではないかと思い、使うのを避けていました。しかし、これほど沢山使われているのに、誤解されたまま放置されているのはある意味で、誤解を更に広めることになり、本来の意味で書いた作者が「言葉を知らぬ者」と受け取られかねません。なので私は「怖くて」これからも使う気にはなれません。こうして美しい日本語が失われていくことが、残念でなりません。
作者からの返信
@shinmi-kannaさん、コメントありがとうございます。また、『NIHONGO -Ⅱ-』のコラムを沢山読んでくださり、励みになりました。
おっしゃるように「ぞっとしない」を単純に「『ぞっとする』の否定語」として捉えてしまうことがあるのは否めないかと思います。そのため「本来の意味で書いた作者が『言葉を知らぬ者』と受け取られかねません」ということもあるかもしれませんが、読者のなかには理解してくれる人もきっといると思います。
言葉を使うにあたって、どのように考えるのかは人それぞれですので、@shinmi-kannaさんの考えとして「使わない」という選択をしても、もちろんよいと思います。ですが、@shinmi-kannaさんが美しいと思う日本語を使って発信していくことが、読者が知るきっかけの一つになるかもしれませんよ。……と偉そうなことを申しましたが、一個人の意見ですので適当に聞き流してくださいませ(笑)
編集済
(キャラA)の説明に、(キャラB)は苦虫を噛み潰したような顔で重い息を吐き、頭を掻いた。
「長年仕えてくれた郎党を、自分(てめえ)の都合で殺したってのか……。そいつぁぞっとしねえ話だなァ」
こういう(↑)「ぞっとしない」の使い方、小説中でやりたいとずっと思ってはいるんですが、なかなかちょうど良い機会がありません(笑)
「ぞっとする」の対義語としては不自然と感じるような使い方をすれば、誤解対策?になるのではないかと。
それでも「言葉を知らない作者」扱いするような人は……たぶん最初から僕の小説なんて見向きもしない(爆死)
作者からの返信
吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
>こういう(↑)「ぞっとしない」の使い方、~
書いてくださったやり取り拝読しました。やってみたいお気持ち分かります。ですが、それが難しいことも分かります(笑)
なかなかこういうことを使える場面を出すのは容易ではないですね。……掌編で取り組むのはいかがでしょうか。短い作品であれば、読者にも分かりやすいかもしれませんよ。
見向きもしないなんて、おっしゃらないで~(;;)