第3話 脱出開始

「ちょっと待ってくれ。ルールはどうするの?」

「ハハッ☆やりながら説明するから安心して☆」

なんだよ。そんなんで安心できるわけないだろ。

「まずは自己紹介から☆」

なんだよ。そんなの聞いてないぞ。

「ええっと、音川湊斗おとかわみなとです。先生に呼び出されて職員室に行ったら、こんなところに連れてこられました。」

雨野芽衣あまのめいです。湊斗と同じです。」

省略するのアリかよ。俺が利用されたみたいだな。

成田亜樹なりたあきです。帰り道に男に首を絞められて、気がついたらここに…」

えっ。亜樹がなんでここに!?

石井遼いしいりょうです。僕は夜寝て起きたらここにいました。」

石川紗希いしかわさきです。親に売られて、そのあと男に連れて来られました。」

「#夢咲くるみ__ゆめさきくるみ__#です。神社でお金が欲しいと呟いたら、何故かここに…」

「ええっと、後の4人は別にいいよね☆みんなには時間内にこの学校から逃げ出してもらいま~す☆出られなかった人は…死が待ってま~す☆死なない様に頑張ってね☆脱出したら、賞品もあるから頑張ってね

じゃあ脱出開始~あと暴力は禁止だよ!暴力したら死!それじゃあ頑張ってね☆」

なるほど。まずはこの部屋から脱出と言うことか。それじゃあやるか!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る