第2話 10人の人質
「絶叫ゲーム?何ソレ?」
「ハハッ☆細かいことは気にしない☆」
なんだよと思った瞬間、職員室の床が二つに割れて下に落ちた。
「「わー」」
ドテッ。芽衣と湊斗が下に落ちた。
派手な女の子も一緒に落ちた。
「湊斗、芽衣、まずは僕の自己紹介からするね☆僕は地獄イクだよ☆」
何だそれ。地獄に行かせるから『地獄イク』?安易なネーミングだな。湊斗が思った。
「はいっ。そこ!安易なネーミングとか言わない!」
すぐにイクに言われた。なるほど。考えが読めるのか。すると芽衣が聞く。
「絶叫ゲームってなんですか?」
「いい質問だねっ☆指定されたルールで進めていくゲームだよっ☆だけどゲームに負けたら待っているのは死!だから死なないように頑張ってね☆」
「あそこにいる8人の人は誰ですか?」
また芽衣が質問した。湊斗がまわりを見ると、8人の人がいる。
「この人たちもゲームに参加するんだよ☆あとこのゲームの事を大人に言うと全員死ぬからね☆」
なるほど。10人の人質ということか。湊斗は考えた。
「それじゃあゲームスタート!!」
イクの声と共にゲームがスタートした。
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