42 すべてを無にして、森の奥で滝に打たれ座禅する事だけが、救いだ。

社会で浴びた多くの、言葉が、その人格さえ変えてしまった、多くの出来事を変えることなど出来るのだろうか。


 「生まれついてのゴミクズがこの世に存在すると思うか?」


 分からない。


 其れは、誰にも裁けないのだ。


 理性と合理性、科学性。


 そのいずれを見ても善か悪かは人間にしか決められない。


 倫理は人間にしか作れない。


 そこに人間性や生まれ持った完成、将又人間の性質を希求し、思考する哲学が創られるのかもしれない。


 只、人を傷付ける事は、その償いの心は人間にしかないものだろう。


 死んだ人を弔えるのも人くらいのものだ。


 死後の世界を考えられるのも、死んだ後を想像できるのもきっと人間くらいのものだ。


 「バカな奴は後先を考えないんだ。」


 「この現代社会じゃなきゃ真っ先に死んでるようやつが犯罪行為をおかすのさ。」


 情報特定屋に、個人情報を特定されておわりだ。


 僕だって、以前はエロ動画を見ていた。


 其れも犯罪的なものを見ていた。


 しかし正しいい知識を、医学的に正しい知識を付けて、理性と合理性を手に入れた現在は、全く興奮しなくなった。エロ動画で興奮しなくなったのだ。


 「世界は危険な姦淫、姦通に溢れているが、なんと下賤で愚かな事か。」


 一体其れが何の役に立つ。


 セックス体位の勉強でもした方がいいのだ。


 恋愛なんてくだらないし、人の感情は恋愛や性欲だけで測れるものでは無い。


 考えるのが人間の特権だ。


 記憶出来るのが人間の特権だ。


 考えない人間は死ねばいい。


 もしかしたら、幼児性愛は、未だ考える事の出来なかった幼い頃の自分が、無意識に思い出されてその、時の衝動がやってくるのかも知れない。


 そう思うと皮肉なものだ。


 子供の気持ちを共感しようと思った結果、幼少期の自分、いわば考えの無かった頃の自分や、その時の周りの人間や社会的な役割、いわば自分は子供の知らないこんな事が出来るといった事を、誇示するかのように、出来ない人間を、強引に出来る様に、教育する様に、その何かを、いわばコンプレックスうを、他者に求めるのであろう。


 此れも分析だ。



 自分の真理を分析すれば、犯罪に走ることなどないのだ。


 もし仮にそれだけの頭脳があれば、こんな事はしていないか。


 いいや。もの凄く頭のいい大学教授のパワハラが横行していることから、この世界は単に学力が高いだけでは、頭がいいとは言えないらしい。


 一体。


 何が、賢いと言えるのだろうか。


 頭の回転だろうか。


 倫理や徳だろうか。


 國によっては、殺人も、こういった性犯罪も認められている国もあるだろう。

 何が、許されて、何が許されないのか。


 世界は、人間のつくる社会は不完全でいて美しく、醜い。


 思考しか無いのだろう。


 ただひたすら考えて、そして、何か最もらしい事、最適な事を模索し続けるしかないのだろう。


 命の危機があって、恐怖があって、そういった状況で馬鹿をする人間は死ぬだけだ。


 僕はだから思うのだ。


 危機感を持てと。


 只、焦れと、現状に満足するなと。


 努力が報われるとは限らないが、頑張る事に意味はある、ただ恐怖に、焦りに、危機に頑張るんだ、精神を鍛えるんだ。誰しもが僕の様に、努力し続けられる人間ではないかも知れない。


 けれど、逃げずに考えて投げ出さないでいた方が、きっといいに違いない。


 その結果が、残念なものだったとしてもだ。


 人間っていうのは、自分をどの程度で許すかで決まってくる。


 未だ頑張ろう。


 そう思えるか思えないか。


 何処迄、自分を追い込めるかだ。


 人間なんて、寝てるも同然だ。


 危機感の中で感覚が研ぎ澄まされその能力が、向上する。


 仮に、恐竜の時代に人間がいたとすれば、誰しもが、生き残る為に、必死に道具の使い方を覚え、猛獣に対抗する手立てを考え、戦うだろう。


 「溺れそうになった事はあるか、木から落ちそうになった事はあるか、???。」


 何処か、命の危機を常に感じている。


 いつ死んでもおかしくないと思って僕はいる。


 殺されておかしくない。


 何者かの怒りを買って。変質者の嫉妬をかって。


 僕は、社会を、恐怖する。


 其れは、野生の感覚で、もう恐怖する。


 危険だと理解している。


 警戒している。


 考える。


 僕は考えなしには動かない。


 けれど、男の子っていうだけで、女の子が怖がる気持ちは分かる。


 だって僕だって男が怖いのだから。


 だから僕は、男を極めた。


 かっこいい男を極めて、尊敬される男になった。


 其れは変質者が近づけないようにだ。ちゃんとしている人間に変質者は近づきにくい。


 僕は、知識で、その頭脳で、変質者も社会悪も軽くあしらうのである。


 上から目線だ。


 僕は上から目線だ。


 基本自分より立場がない人間には上からものをいうし、本を読むときだって一丁前に批判や批評なんか、して、知識にしている。


 けれど、僕は自分に対して冷徹に、評価する、客観的に、他人の様に評価する。他人を見る様に分析する。


 此れが、痛い目に合わない為の身を守るための方法。


 反撃に出るにも、自己評価が完全に出来てないと駄目だ。


 成果で、数字で、社会的地位で、僕は僕を評価する。


 「僕は、死ねばいい。」


 結果を出せない奴に、セックスをする権利も、そういった行為の動画や画像を見る権利も無い。仕事に成果の出せない人間に飯はない。


 ノルマは、こんな事でいいはずが無い。


 実現可能性は幾らか。


 計算により予測する。其の論理性。


 他者の動きの推理。


 予想。


 判断。


 勇気。


 発言。


 考える。


 此れが責任感っていう奴だ。


 曖昧なんて許さない。


 正しい情報を、厳格を。


 エロ動画もエロアニメも、駄目だ。


 此れを言うと、エロ業界からは、相当な打撃だろうが、僕は要らないと思う。


 必要ないのだ、エロ産業は、苦手だ。


 悪く思っている。


 無駄な産業だと。


 金にはなるのだろうが。エロ産業も、何でもそうだが、買うか買わないかは消費者が決める事だ。


 僕は、馬鹿なものには金を使わない。


 エロは、僕には要らない。


 きっと、男も女もエロを望んでいる。


 その証拠に、エロの話題は盛り上がる。


 不快感を示す人間も要るが、幾らかの人間は必ず、その話に興味を示す。


 やはり、生物学的特徴に、そういったエロがあるからだろう。


 だから、ついエロは言ってしまうものだ。


 何にせよ特に男はエロの話が大好きな人間がおおいのだから。


 かといって私は全くエロく無く。軽蔑しているのだが。


 金になるだけはあって、馬鹿な人間はこのエロに過剰に反応してくれるのだ。


 釣れるのである。 


 そう、釣れるのだ。


 餌なのだ。


 エロは餌。


 この式は、当然の死期だ。


 そう、死ぬのだ。


 異常なキモイ男は、危険だ。


 考えの足りない人間がこういったキモス性を脳にその神経伝達物質を、ホルモンを与えるのである。


 其れは麻薬の様に、人間を、生物を依存させるものだ。


 分泌されるのだ。


 考えられなくなるほどの衝動には、痛みで対抗する、死の恐怖で対抗するしかないのだ。


 念じて貰うしかないのである。


 そういった、ものが、ものに取りつかれて、その依存性の物質は分泌しないように、修行するしかないのだ。


 何もない。


 処で、ただ自然に囲まれた山奥で、滝に打たれて、何も見られない山奥で、世俗から離れて、己の精神と向き合うしか、更生の方法は無いのである。


 無に帰す方法は無いのだ。


 髪の毛を、丸刈りにして。


 座禅を組む。


 此れが、唯一の方法だ。


 と、井原 空助は、犯罪者に説いた。


 苦しむ人間に、説くありがたい説法を此れ迄馬鹿にしていたが、多くの犯罪を犯してきた人間たちは、自分たちを、良い人間に更生させるために、その教えのとうりにして、神に救いを求めた。


 行いを悔い改め、贖罪の心を忘れないものには慈悲がある。


 ありがたい言葉だ。


 神を敬え。


 人を敬え。


 其れが、犯罪を抑制させるのだ

 

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果てしなく残酷で汚れた残酷な世界を、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


誤字脱字も多かったですし、支離滅裂で、ストレスを感じさせる描写も多々あったとは思いますが、付き合ってくださってありがとうございました、作品も浮かばれていることでしょう。


僕の人生において、だいじな作品のひとつではありますから、ありがとう、果てしな。


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果てしなく残酷で、汚れた世界 作者が2020年に書いた、小説になっていない問題作、読んでみると、自分が書いたとは思われないほど天才的で驚いた、絶賛と激怒の嵐!!! 無常アイ情 @sora671

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