果てしなく残酷で、汚れた世界 作者が2020年に書いた、小説になっていない問題作、読んでみると、自分が書いたとは思われないほど天才的で驚いた、絶賛と激怒の嵐!!!
40 美味しくないご飯が出された時の対応。
40 美味しくないご飯が出された時の対応。
美味しくなさそうな御飯を出された時の対応。
私は、どうやってこの美味しくない御飯をどうしようか。
捨てようか。
捨てようか。
要らない。
要らない。
要らない。
誰も見てなかったら即ゴミ箱に棄てている。
美味しくない御飯を食べたくない。
如何してこんなに不味いのか。
トイレに流す。
トイレに流す。
トイレに流す。
美味しくないからトイレに流す。
流す。
流す。
流す。
何も悪くない。
美味しくないのだ。
泣いていた。
折角創ったのにと泣いていた。
やめてほしかった。
迷惑だった。
要らないのに御裾分けをしてきた。
っ迷惑だった。
拒絶。
拒絶。
拒絶。
不味い御飯を拒絶する。
この女は、如何してコンナニ美味しくないのか。
自分はきっと、喜ぶと思って、この様な事をしてくるのだろう。
好意により苛め。
無意識な悪意のない苛めだ。
最も太刀の悪い苛め。
正に恐ろしいと思った。
全く悪意はないのである。
しかし、っ迷惑だ。
こういった、好意で、要らものを寄越してくる人間を、どう扱えばいいのか。
迷惑だからとはっきり言った方が良いのである。
あの、迷惑なのだ。
良かれと思ってしているのだろうが・・・。
そう思うとすっと消えていった。
何の反論もせずに、そうともいわずに、消えていった。
死んでいった。
無くなっていった、其れを送った事さえ忘れたようにさっていった。
いなくなったのである。
この場所から消えたのだ。
只其処にいるだけの大した意味の無い人間だった。
偉そうい歌を歌う女だった、一丁前にカラオケで歌う女だった。
愚かな女だった。
私が嫌いとしている女であった。
嫌い類のミーハーだった。
悪口だといった。その女は悪口を言わなかった。
悪口を咎めた。自分がその悪口の対象に成っているとも知らずに咎めたのである。
「あのばばあ。注意してきやがる。」
面倒くさいばばあだ。
尖った発言を非難してきた。
オブラートに包みこんで、逃れた。
あのばばあのやり口だ。
何処で習ったのかは知らないが、あの婆の悪口を言うと、婆は。如何するのだろうか。
あの婆は、一体何なのだろうか。
「この様にして、私は彼女の旅立ちを見送ったのでした。」
異常気象。
異常感染症。
地獄の沙汰。
鬼車。
若くして妊娠。
若くして結婚。
器量のいい嫁。
力の或る旦那。
料理人をする父の為に拘って創られた、台所。
其れじゃあ、如何して彼は料理人に成れなかった???。
さあ。わかりません。如何してでしょうね。
お部屋紹介。
料理人の部屋。
ハイスペックなオーブンが良いです。
其れから、この台所。
まるでキッチンが、デカい。
そして広い。
この家しか知らない私には分からない。
他の家がどうかは分からない。
のである。僕の父は料理人で有名な老舗をしていた。
だから家の中には大きなキッチンがあって、其れが、日常的に思えるのである。
私が引っ越す時御父さんは、私の家。新しい新居の家のキッチンが小さくてその時そのことに初めて気が付いた。
私は幼い頃から、調理場で戦ってきた。無意識のうちから、その調理場を使って、調理器具の使い方を、覚えてきた、使ってきた。
「何かあれば、連絡してくる様にするんだ。」
と、家族はいった。
「厭だ。お前らなんか、大っ嫌いだ。」
「私は、この家を出ていく。」
僕は、そっけなく、其れも、反抗的にこの家に出て行った。
家族はそんな僕を見送った。
父は、僕の料理を、最後の料理を食べて、旨いといった。
あの父に、あの舌の肥えた父を、唸らせたのだ。
「御金を使えって言ってる本人が、全く使わないのはどういった皮肉なのか。」
御金のある人間が、或る人間に、御金を援助するのは、当然である。
赤の他人で無く、其れが、何かの関係者で、友達や友人だった場合、どうだろうか。
親が子供に、大学進学の費用を使うのは当然である。
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