30 弱肉強食の社会なのだ。

 恐怖のスマイル。 


 女の子って怖い。 


 いじめっ子の、苛められっこ。


 実は、苛められている人間が、一番むごいいじめっっこであったりするものだ。


 苛めるというのは、他人がされて厭な事が分からないと出来ないものだ、徹底した苛めは、苛められる側の気持ちが分からなければ出来るものではない。


 「苛めがどうして無くならないのか。」


 其れは皮肉にも、苛める事で、他人を知ろうとするのが、人間だからであろう。


 其れは、ちょっとした挨拶なのだ。


 どのような人間なのかを、調べる籠手調べ、其れが苛めである。


 其の籠手調べで、落第点、詰まり、気に喰わなかった人間が、その餌食。


 言うならば、社会の恨み、嫉み、集団の間違い、失敗の諸悪の権化に仕立て上げ、その空間を納得させる、詰まり、崩れてしまいかねない関係を、撮り持たせる為の装置。


 大量虐殺、この様なように、迫害されるものがいれば、一応の、いわゆる、体裁が整うのだ。其れは、例えば、此奴を苛める事で、政府や、世界の理不尽の原因を、この人間のせいに還元することで、権力体制を、いわば、戦争の抑制、いわば、権力者への怒りを、お角違いにも、弱者への、暴力、いじめで、発散する。


 つまり、邪魔ものを排除する。


 苛めは殺せないから起こる事だ。


 死なない程度にするしかないのだ。


 実際は殺したい。


 けれど、社会のルールが其れを許さない。


 ゆえに、苛めて、自殺を促すのだ。


 死ねや。死ね。


 と精神的に追い込んで殺すのである。


 苛める理由なんて無いのだ。


 単純に、ムカ付いたからだ。


 本当だったら殺している所だ。


 そいつは、けれど苛め害のある人間だった。


 苛めると言っても、苛めている内に飽き飽きしてくるものだが、そいつは、苛め続けていようと思える、何か特別なものがあった、だから、執拗に苛めたのだ。


 危ない。


 此奴は。放っておくと危険だ。


 と直感したのである。


 この社会の、間違いなく悪の思想。


 言うならば、不都合な反対の思想であった、生存が危ぶまれるような、不自然でいて、危険な性質、清潔、発言。


 こいつは、消しておかないと駄目だ。そう直感した。


 生ぬるい現代社会に、毒されて感覚が鈍っている、現代人は、気づかないのだ。

 生きていてはおかしい人間がいる事に。


 社会が優しすぎるがゆえに、死ぬべき人間だ生存している。


 間違った、非効率な政策、また、行動、いわば、社会に不利益を齎す事を、親がしている、馬鹿な親がいる、そして其の子も馬鹿だ。


 こういった絶望的な家庭が、其の子供が苛められない手があるだろうか。


 苛められても、抵抗しない、軟弱者は、殺されて当然だ。


 それは、丁度、其の人間を、従えられるか試しているのだ。


 此奴は、私のペットに成れるかと試しているのである。


 そうした時に、全く利口に、いじめっ子の機嫌を損ねない様に、するのが世間一般で、喧嘩をするのが、正直もので、やられるだけが、いじめられっ子だ。


 負けると分かっても、根性を見せて、殴り返すと、案外苛められないものである。


 単純にやはり、暴力なのだろう。


 暴力のなさすぎる現代社会がおかしいのである。


 威圧的で、暴力的。


 もともと、生死をわけた戦いの果てにしか、食べ物は得られなかった。


 此れが、農業化、と貨幣経済、科学技術によって、変化してしまった。


 しかし、我々はやはり、厳しい、いわば狩猟採集時代の、いわば時給自足の、厳しい時代のを生き延びる事を前提とした遺伝子が、DNAが、書き込まれており、その危険性、いわば呑気な人間を、如何にか危機感を、感じさせ、狩りをする、また、子供を育てることに置いても、命がけで、其れこそ、そうでなくてはならないのである。


 しかし、そう、いわば、真剣に考える人間が、少なく、平和と、幸福追求に毒された現生人類の大半は、自分に貪欲でなく、寧ろ、気ままに、気さくに、其れこそ呑気なものである、馬鹿にしているかも知れないが、事実なのである。


 危険は、直ぐ其処にあって、常に警戒しておかなくてはならない。 


 安全何て圃場されて居ない。


 自分の身は自分で守るしか無く、この世界は、一から弱肉強食なのだ。


 愚かにしか、見えないのである。


 人間を苛める人間も、苛められる人間も。


 其れは、愚かであった。


 権力者は、弱者の味方だと言えば、国民は、それに同調し、支持っするだろう。

 権力者は、強者の味方で、弱者には重い重税を掛け、その財で、自分たちだけが、いわば、研究や、開発をしている。現実はそうではないのか。


 弱者は、そもそもが、正当な権利など持っていないのである。


 民主などと言うのは幻想で、実際は独裁なのだ。


 また、権力者とそうでない物には、収入の差があるのだ。


 平等などなく。


 人間は、自己の努力により、また才能により、成りあがっていくしかないのだ。


 とある居酒屋で、僕達は、僕の上司は僕達を連れて居酒屋に入った。


 僕達は、上司の娘が大学に進学するとかでその御祝をすることになった。


 いわば、祝勝会とでもいおうか。


 僕は、彼女の成人と、大学合格に乾杯した。

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