第3話 飛び込むタイミング
今の所、
彼が運命の人と言われても
恋心には、火は灯していない💦。。
彼は、誰が見てもイケメンで、
街を歩けば奇声が上がるほど
日常では、見かけない程の
有料級イケメン
年は私の10個下で、彼を
私が何とも思わないのは申し訳ないのだが
どうやら、
3年前に母と行った旅行先で
心の願いを事を
聞きとってくれた神様が、
私の運命を変えるために
彼を用意してくれたと私に伝えてきたの。
願い事を掛けた訳でもないのに
願いが聞き届けられるミラクルな出来事
その時の私は仕事を覚える事と
彼とは話したこともなく
見かける事もあまりなかったので
同じ職場で働いている感覚も無かった存在
そのまま、2年の月日が経っていた。
私の旦那への不満は、
稼ぎが少ない
一緒に居る時間がない
話を聞いてくれない事かな?
私が寝る時はまだ、帰宅してなくて
私が起きる頃には、もう出勤している
25年位は夜中の3時まで起きて
魚とか焼いて夕食を出していたけど
尽くすのに疲れたので、
私がフルに働き始めた
この3年間は、12時になったら寝るし
私の生活を優先にする事にしている
週5フルタイムで、働いているので
私の仕事と体を優先。。
私の不幸体質が際だっていたのか?
お伊勢さんで、
不幸が際だって目立っていたからなのか?
神様は、もっと条件が良い人を
用意致しました。。と
告げて来る。。
そう言えば、
面接の時に彼が緊張していたのも
はにかみながら笑ったのも
私が運命の人と知っていたから?。。
そんな事を聞く事もできず
私はまだ、ときめく訳でもなく
いつこの恋は動くのか?
私には、メリットがあるとは思うけど
年増のおばさんを
彼が受け入れるわけがないし。。と
神様が伝えた言葉を信じていない私
(◍˃ᗜ˂◍)笑。。
絶対に彼と一緒になった方が、
貴方は幸せになるので、
彼を選びなさい。。と
彼の事全く知らないし
彼の気持ちもわからないのに
その時が来たら飛び込めと
神様は伝えてくる💦。。
そんな無茶な😅と思っていて
何も動けずにいると
神様は次の作戦に出たみたい
夢で伝えられたのは、
旦那が交通事故で、亡くなる映像と
彼が精神的に混乱して自殺する映像
またもや、どちらを選びますか?と
神様から問題をだされる。。。
こんな事をされると、本当に神様なの?と
ツッコミを入れたがるが、
この事が本当に起こる出来事だったら
私の決断でどちらかが死んでしまうの?
理不尽な神様に怒りも感じるが、
離婚をしようと決断した旦那と
顔しか知らない彼を選ぶか?
決断は3ヶ月後と神様は一方的に伝える
迷いに迷って出した答えが、
決断するその時が来たらチャント
決めるから。。。
今の状態で、決める事はできないと
神様と約束をした。。
今から思えば、あの時に決めていれば
苦しまなくて済んだのかもしれないけど
当時、決断も下せるはずもなく
神様は、
私が出した決断を聞き
今まで、行った事や映像は無かった事に
してくださいと、
それっきり、彼の事は伝えて来なくなった。
夢のような現実の話、
いつか来るその時は、いつ来るのか?
謎のままだ、
彼の気持ちもしらないまま、
彼を知らないまま
私は、働き続ける
職場で彼の事を好きな人は沢山いて
私の指導役をしている人が、
シッカリいつも彼の隣をマークしてるので、
2年働いても彼と話もした事もない
とにかくあと一年で、資格を取る
その事しか私は考えられなかった。
彼と私の指導役の仲は、とても良く
周りの人からは、二人の仲を噂されている
不満を持つものも多く居た。
彼は実は既婚者で
彼女は、彼の為に離婚したらしいと
噂が、流れる
彼は人気者周りの女は
気分がいいわけがないのはわかるけど
結婚していようが、どうであろうが
二人が良ければ、それで良いが
私の考えで正直どうでもいい
とにかく巻き込むな!!
この一言に尽きる。。
女の恋のバトルほど醜いものはない
傍から見れば、良くわかるのに
本人達は必死で周りが見えなくなっている
職場なのに仕事しろと
下っ端の私が言えるはずもなく
火の粉が降り掛からないことを祈るばかり
2年も仕事をしていると
私の実力もメキメキと上がり
今では、人一倍仕事ができる女と
成長していた。。(自称)
人の3倍働けるし決断力や判断力を
発揮しバリバリと働く私、
神様が伝えて来た事は、
いったい何だったんだろう?と
思い返してもわからないけど、
未だ彼との仲は進展していない
彼女と彼の仲は進展があったようで
周りで騒ぐ女子社員に彼女の行動や
好意の表し方を注意され
しびれを切らした彼女は、
彼に告白したらしい、
そして職場を移動した。。
これが、彼が出した結果なのか?
暗黙の了解で、女のバトルは少し
収まったみたいだ、
私は、現状の不満もそのままに
旦那と暮らしている
先ずは、自分の身を安全にするまでは
お金が安定して稼ぐまでは、
それだけを考えて、
神様は、もうあの時に受け取らなかったから
チャンスを逃したのか?
チャンスの神様は目の前しか髪の毛はない
そんな言葉が、思い浮かぶが
チャンスは、迷いがあればもう、
過ぎ去って
しまうのかもしれないけど
逃した魚は大きい。。。のか?
それもわからず、
私の事ばかり考えていたので
彼の気持ちが壊れ始めた事と
心が蝕まれている事にも
気づかずにいた。。。。
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