25.〈天巡る風〉Ⅷ

 この世界において『遺跡』とは、ギルドという組織が生まれるより遥か昔に踏破され、今となってはその存在以外ほとんどが歴史の塵に埋もれてしまったダンジョンの成れの果てを指す。


 近世のダンジョンであれば、踏破されたあともお宝の取りこぼしを狙って冒険者が潜ったり、ダンジョン探索の訓練の場として活用されたりもする。しかし遺跡に関しては基本的に誰からも忘れられ、風化していくだけの場所だ。宝などすでに取り尽くされているため潜る価値がなく、崩落に巻き込まれる、魔物の群れや〈ならず者ラフィアン〉が棲みついているなどといった割に合わない危険も想定されるため、冒険者も滅多なことでは近寄ろうとしない。


 精々、街によほど近いなど特殊な事情があった場合に、ときたま調査の手が入り込むくらいだろう。

 俺の前世でいえば……人里離れた山奥にある廃墟が、野生動物や不良の溜まり場となってしまい、誰からも不気味がられるイメージだろうか。


 スタッフィオが言い遺した通り、山肌を登って回り込んだ先に遺跡があった。

 ダンジョンとしてはメジャーな、洞窟型の遺跡だった。近寄る者などいないと見切っているのか、はたまた『狩り』の成功を信じて疑っていないのか、周囲に〈ならず者ラフィアン〉の見張りは一人も立っていなかった。短い石段を登った先に入口がある祭壇めいた形をしているが、他の遺跡の例にもれず、風化が激しく三分の一ほどが崩落。入口に至っては扉が完全に崩れ去っており、瓦礫をどかして無理やり道を作った痕跡があった。


「ねえさまっ……!」

「待った、ルエリィ嬢。焦ってはいけないよ」


 迷わず飛び込んでいこうとしたルエリィをロッシュが宥める。〈ならず者ラフィアン〉九人を単身で一網打尽にするという華々しい戦果を挙げた騎士は、しかしその表情に疲労の色は一切なく、軽鎧にも返り血の一滴すら付着していない。まあ、こいつならこの程度は当然やってのけるだろうという感じだ。怪我のひとつでも負っていたら、腕がなまったんじゃないかと軽口を言ってやったところだ。

 師匠もロッシュに同意し、


「あやつ、四人残してきたと言っておったしのう。まだ油断はできんぞ」

「っ……そう、ですね」


 洞窟型のダンジョンは構造としてはありふれているが、攻略難度は決して侮れない。狭い上に進路が限定されるため、利用する側からすればいくらでも罠の張りようがあるからだ。普通に通路でトラップを仕掛けてもいいし、あらかじめ人員を外に配置して、俺たちが中に入ったタイミングで挟撃してもいい。もしくは、入口から火を放って蒸し焼きにする手もあるだろう。


 スタッフィオが言い遺した『荷物持ちが四人』という情報も、鵜呑みにはできないからな。死に際で嘘をつく男とは思えなかったが、だからといって気を緩めていい理由にはならないだろう。

 師匠が杖を前に出す。


「どれ、まずはわしが〈探り波プローヴ〉で調べよう」


 〈探り波プローヴ〉――魔力の波を放ち、物体に当たって跳ね返る揺らぎを読み取って、生き物の気配や物の位置をおおまかに測定する魔法だ。

 俺の前世でも、たしか音波を使って似たようなことをやる技術があった気がする。洞窟や迷宮など狭くて見通しの利かない場所で大いに役立つため、ダンジョン攻略においては斥候の必須技能とされることもある。


 しかし、言うほど簡単な魔法ではない。魔力波の揺らぎは術者自身が感じ取って解析しなければならないし、なにも考えずバカ正直に使うと、周囲の敵に一発で気づかれてしまう。すなわち誰にも気づかれないよう魔力を操る優れた魔法技能と、反響を正確に感じ取る優れた魔法適性、その双方が高度に求められるシロモノなのだ。


「――」


 まぶたを下ろした師匠が杖で地面を小突き、遺跡の内部に向けて魔力波を放った――と、思う。波があまりに微細すぎて、俺では本当に放ったのかどうかも感知できないのだ。ルエリィに至っては、師匠がなにをやっているのかすらわからず不思議そうにしていた。

 ロッシュが神妙に頷き、


「うむ、実に感服すべき腕前だね」

「俺の自慢の師匠だからな」

「んぅっ、」


 師匠がしゃっくりみたいな変な声を出した。なにかを叩くように空中で手をパタパタさせて、


「ちょ、ちょっと静かにしてて! 集中してるんだからっ」


 突然褒められてびっくりしてしまったようだ。でも俺もロッシュも紛れもない本心だぞ、師匠。


 それ以上は無駄口を叩かず、師匠の探知が終わるのを待つ。

 師匠が再度まぶたを上げるまでは、二十秒ほどかかった。

 両目をすがめた。


「これは――……」

「師匠?」

「……」


 更に数秒の間、


《――みな、これはルエリィ以外につないでおる。そのままバレないように聞くのじゃ》


 ――〈精神感応テレパシア〉。それなりの魔力と集中力を要する高等魔法を師匠がわざわざ使うのは、そうする必要があると判断したときだけ。

 嫌な予感がした。


《……反応があるのは、じゃ》


 師匠の言葉の意味を考える。スタッフィオは、荷物持ちを四人残していると言っていた。ならば普通に考えて、反応はその四人分存在しなければならないはず。……いや、ルエリィのおねえさんや他の囚われた冒険者もいるのだから、少なくとも六人以上でなければ辻褄が合わない。


 いくらなんでも、『二人』は数が少なすぎる。

 ――嫌な予感が、する。


「――ルエリィ嬢、」


 ロッシュがあくまで優しく、


「ここは僕たちが入って、残党を片付けながらおねえさんを助けよう。君は、ここで待っていてくれるかい?」

「で、でもっ……」


 ルエリィは、口をついて出てこようとした言葉を苦々しく呑み込んだ。スタッフィオの盾に利用されたことを思い出したのかもしれない。

 拳を強く握って、


「そう、ですね。ねえさまを、よろしくお願いしますっ……!」

「うむ。おねえさんの名前は?」

「シアリィ、といいます。私より髪が長くて、色も少し濃いのです」

「わかった。任せてくれたまえ」


 ロッシュは微笑んで頷き、次に俺へ向ける言葉は少し真面目に。


「――行くだろう? ウォルカ」

「……ああ」


 中にいるはずの人数と、師匠が読み取った反応の数はどう考えても矛盾している。

 罠の可能性を、除外すれば。



 間違いなく――死人がいる。



「わしも、行くぞ」


 師匠が俺の右手を強く握った。俺と別行動をするなんて絶対に嫌だと、縋りつくような力が小さな指先にこもっていた。……そういえば、馬車の席を決めるときもこんな感じで絶対に譲らなかったっけな、師匠。

 更にアンゼが、


「ウォルカさま。わたくしも、ともに行かせてくださいませんか。もしかすると、」


 背後のルエリィを一瞬気にして、数秒だけ言葉を選んだ。


「……わたくしの力が、お役に立てるかもしれませんから」


 頼まれるまでもなく、神聖魔法を使えるアンゼにはついてきてもらう必要があった。ルエリィのおねえさんや他の冒険者たちが、なんの手当ても必要ない無傷なままで捕まっている――そんな楽観をするほど、俺はこの世界に期待なんてしていない。


「ユリティア、アトリ。ここで、ルエリィと一緒にいてくれるか」

「っ……」


 ユリティアが唇を引き結ぶ。あたりはすでに薄暗くなりつつある。これが罠である可能性を否定できない以上、ルエリィを守る意味でも、誰かがここに残って背後の憂いを断たなければならない。理屈ではそうわかっていても、ユリティアはともに行けない自分に遣る瀬のない無力感を覚えているようだった。


「……ひとつ、約束してください」


 胸を押さえ、俺をまっすぐに見上げて言う。


「絶対に、無茶はしないでください。みなさんを頼ってください。自分一人でやろうとしないでください。……わたし、怒りますからね?」

「ん。破ったら、おはなし」

「……わかった」


 ロッシュが静かに剣を抜き、師匠が術式を構築して杖の先に光を灯す。崩れた扉の先は内部へ下る階段となっていて、ある程度の間隔で魔石ランプが置かれたままとなっている。師匠の光があってもなお足元は暗く、おまけに所々が崩れているため片目片足だとかなり注意が必要だった。

 アンゼが左からぴたりと寄り添って、


「ウォルカさま、どうかお気をつけて。ゆっくり、ゆっくり参りましょう……」

「むっ……」


 面白くなさそうな顔をした師匠が、更に右からくっついてくる。こんなことで張り合うなとか、逆に歩きづらいからやめてくれとか普段の俺なら言えたかもしれないけれど、あいにく今は精神的な余裕がなかった。


 反応が、二つ。

 二つしか、ない。


 ここまで来て最悪の結末を用意しているようなら――恨むぞ、神様。




 /


 崩れかけた階段を下り、魔物の腹の中にでもつながっていそうな薄気味悪い通路を進むと、ほどなく軽く見渡せる程度の広い空間が現れた。


 〈ならず者ラフィアン〉が置いたのであろう魔石ランプが点々としていて、木箱を積んでこしらえたテーブルや、そのまま椅子代わりにされていたと思しき樽、あるいは擦り切れた敷物を引いただけの簡素な寝床がぼんやりと照らされている。木箱の上には食べ散らかした痕跡があり、こぼした酒が床を汚していて、ゴミがすべて壁際にまとめて打ち捨てられている。


 なんというか……言葉を発する気も起きないな。


「……ここには誰もおらん。行こう」


 杖に光を灯しながら、師匠は〈探り波プローヴ〉で周囲の探知を続けている。さらりとやってのけているのでまるで当然のように見えてしまうが、目に映る情報を処理して足を動かしつつ、探知と同時に別の魔法まで行使するのは並大抵のマルチタスクではない。右手と左手で別々の作業をしながら、計算問題を暗算で解くようなものだろうか? 改めて、やっぱり師匠ってすごい魔法使いなんだなあと思い知る。


 ロッシュの先導で奥の通路へ進む。すぐ左に扉。中は小さな部屋になっており誰もいない。

 続けて右に扉、こちらも小さな部屋だが、


「ッ――」


 呼吸が凍った。部屋の奥が一部崩落しており、まるでそこへ投げ捨てたかのように――なにかを引きずった、生々しい血の跡があった。


 ……いや、なにを引きずったかなどわかりきっている。魔物は倒されるとその亡骸がひび割れて崩れ、特定の戦利品ドロップだけを残して消滅する。つまり、わざわざ屍を投げ捨てる必要があるのは。


「……」


 俺は足元から小さな瓦礫の欠片を拾い、崩落した穴の底へほうった。

 音が返ってくるまでは、四秒ほどかかった。四秒だとたしか、高さは――


「ウォルカ、……」


 師匠が苦しそうに首を振る。落ちた先に、らしい。


 そして、部屋の片隅には。〈ならず者ラフィアン〉が持つには到底似つかわしくない、まだ買って間もないと思われる質のよい剣があり。手甲ガントレット脚甲グリーブなどの防具があり、腰鞄ベルトポーチがあり、



 血にまみれ砕けた、〈剣と杖ソード&ワンド〉の紋章のタリスマン。



 最初からずっと気掛かりだった。ルエリィの仲間、カインとロイドは、〈ならず者ラフィアン〉に成り代わられていた。


 なら――本物の、カインとロイドは。

 この、なにかを引きずって遺棄した血の跡は。


「……行こう、ウォルカ。今は、生き残っている者たちが先だ」

「……ああ」


 それ以上の思考を、俺は奥歯を噛み締めて断ち切った。……そう、今は生き残っている人を助けなければならない。せめて、生き残っている人だけでも。


 諭すようなロッシュの声に従って先へ進む。ほどなく道は左右に分かれたが、左は天井が崩落していて進めない。右。誰もいない小部屋の扉を更に二つ越え、三つ目の扉に差し掛かったときだった。


「……!」

「下がって」


 死体があった。即座にロッシュがアンゼを、俺は師匠を一歩後ろへ下がらせる。

 脈を確かめるまでもなく、ひと目ではっきりそれとわかる死体だった。身なりは〈ならず者ラフィアン〉と思われる中年の男で、喉をまっすぐ一文字に斬り裂かれて血の海に沈んでいる。まだ血がほとんど乾いていない。〈ならず者ラフィアン〉が俺たちを待ち伏せするためここを出た時間を考えれば、死後一時間も経っていないのではないか。


 おそらく裸足と思われる血にまみれた足跡が、通路の奥へと引きずるように続いている。


「……君たちは、三歩後ろをついてきたまえ」


 この男を殺した何者かが、奥にいる。

 ロッシュが剣を握り直し、師匠は〈波濤ヴォルテクス〉はじめ起動速度に優れた術式をいくつかストック、俺も愛刀を腰の位置に構える。ロッシュが三歩先で先頭を行き、その後ろにアンゼ、最後に俺と師匠が続く。


 師匠の杖の光が照らす先で、やがて通路が終わり、また少し広い空間につながっているのがわかった。師匠が低く言う、


「そこの奥に二人。隠れてはおらん」

「……」


 心臓がひりつく感覚で喉が焼けそうになっている。後ろを振り返っても他に道はなく、あの空間へ足を踏み入れれば最後、たとえどんな光景が広がっていたとしてもすべてを受け止めるしか選択肢はない。


 覚えている限り、原作で描かれていた数々のバッドエンドが脳裏を過った。情けない話をすれば、俺は怖くて仕方がなかった。『原作知識』なんてものを思い出したせいで、俺はこの世界の見え方が根本から変わってしまった。もちろん、スタッフィオがこの国で冒険者を捕まえていた目的を考えれば、女まで殺される可能性は限りなく低いとわかってはいる。それでもあの『原作』なら、ルエリィ以外全滅というバッドエンドも決してありえないとは言い切れないのだ。


 だが俺は神に祈らない。原作知識を思い出してしまった俺にとって、この世界の『神』とはすなわちあの外道作者だからだ。あの作者なら、縋ってきた相手を嬉々として絶望に突き落としかねないからな。

 祈る神など、いない方がマシだ。


 入った。


 目に入ってきた情報は三つ。

 先ほどの死体と同じように、鮮血の中で息絶えた三人の男。

 そのすぐ近くで倒れ伏す一人の少女。

 そして師匠の光がわずかに届く奥の壁際で、身を寄せ合い、暗く沈んだまなこでこちらを見返す少女がもう二人。


 まずは、生きている二人を考えた。ルエリィから聞いたおねえさんの特徴と照らし合わせると、スタッフィオが〈天巡る風ウインドミル〉と同時期に捕らえたというAランクパーティの生存者と思われた。

 師匠が探知した二つの反応というのも、状況から見てあの二人だろう。


 片方が金色の髪、もう片方が桃色の髪をしていて、歳はどちらも俺と同じ十七歳ほどだろうか。……ああ、くそ。ほとんどなにも着ていないのと大差ないボロ布一枚と、手足に鎖。それだけで、彼女たちがここでどんな目に遭っていたのか容易く想像できてしまうことに腹が立つ。


「……師匠、アンゼ、あの二人を頼む」

「……わかったのじゃ」

「はい。お任せください」


 男の俺やロッシュが近づくわけにはいくまい。生存者を師匠とアンゼに任せ、俺はもう一人の倒れている少女に歩みを寄せる。

 ルエリィよりも長くて色が濃い、菫色の髪。アトリよりほんの少し背が低い程度の体躯。そして、ルエリィとどことなく似通った印象を受ける顔立ち。


「………………はぁっ……」


 ため息が出た。

 安堵のため息だった。俺は立てた片膝に肘をつき、倒れ込んでしまいそうなほど深く深く項垂れて、


「……よかった。生きてる」


 少女は、生きていた。気を失っているだけだった。

 ……本当に。本当に、情けないくらいに安堵してしまった。奥の二人と大差ないボロ切れ一枚の姿。こんなのがハッピーエンドであるはずがない――けれど、それでも。


「……シアリィ嬢だね」

「……ああ」


 傍らに血まみれのナイフが落ちている。素足の裏が擦り切れた血の跡で汚れている。俺たちが最初に見た男の死体、あれをやったのも彼女なのだろう。


 〈ならず者ラフィアン〉の主力が留守にするこのタイミングを狙ったのか、それともただの偶然だったのか、どうあれシアリィはこのナイフ一本で妹を助けようとしたのだ。けれど、ルエリィの姿はどこにもなかった。四人を殺し尽くしたシアリィは妹が主力に連れていかれてしまったと知り、心の糸が切れて、ここで気を失った――そんなところか。


 正直、無謀な真似だと言わざるを得ない。もし、俺たちがスタッフィオを討っていなければ。もし、なにかのタイミングが少しでも違っていれば。ここに広がる光景は、まさしく原作のようなバッドエンドとなっていただろう。そうなってしまう可能性の方が圧倒的に高かったはずだ。


 けれど俺は、シアリィの行動を浅はかだとは思わなかった。

 むしろ――心の底から、共感した。


「……なにか着せてやれるものはあるか?」

「うむ……そうだね、探してみよう」


 ロッシュと一緒に〈保管庫ストレージ〉を開き、中を探す。すぐに雨避けの外套が見つかった。


「こっちは大丈夫だ」

「わかった。……アンゼ! 一旦これを着せてやりたまえ!」


 ロッシュがつくりのいい外套を二着取り出し、アンゼへ手渡しに行く。俺も自分の外套を引っ張り出して、念のため状態を確認。ロッシュのと比べれば粗末な安物だが、汚れもないし間に合わせとしては充分――



 ――そう俺の意識が完全にシアリィから逸れた、ほんの一呼吸か二呼吸の空隙。



「――ぐ!?」


 右目の死角だった。シアリィが突然目を覚まし、獣のような動きで起き上がった。突き飛ばされた俺は義足のせいもあって背中から倒れ、気づいたときにはシアリィが馬乗りになっていて、


「ル゛エ、リィをっ……!!」


 黒い憎悪の血が混じった言葉。目の前の敵を噛み千切ることしか考えられない、死に物狂いに染まった瞳。


「――返せ゛えぇッ!!」

「……!!」


 なにかをする暇もなかった。四人の命を吸って輝きを失ったナイフが、なにひとつ容赦のない渾身の力をもって――




 俺の喉元めがけ、振り下ろされた。


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