第6話

テーブルマナーは体に染み付いているので、問題なかった。

問題は、会話が俺の事ばっかり!


「今日ねーハルトがねーー」

「僕なんてハルトのーー」

「私だってハルトがーー」

ムカッ........

「一回ストーップ!今日は、父さんから大事なお話があります!」

お、父さんナイス!


「ハルトについてですっ!」

あとで一発殴ろうかな。


「おいやめろ!殺気が漏れてるから!まじで!」

「さっきなんて漏れてないよ?ね?」

「「「「腹黒なハルトだぁ......」」」」

「おい!父さんをかばえ!」

「それで、話って?」

長男が先を促す。無表情に見えるが、キラキラした目で見つめている。

「うぉっふぉん。ハルト、ステータス出して」

「ん。ステータスオープン」

ブォン

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「「「「うちの子......天才......」」」」

ハモってるし...反応同じすぎん?.......

「一つ気になるのが、ハルトに腹黒魔王と天然な勇者という矛盾したものがあることだ。」

「あぁ、それは、二重人格だと思うよ。俺、転生者だから」

いつもより若干ぽやぽやした雰囲気のハルトが言う。

「転生先の俺は腹黒で、僕はもともと天然なんだって!天然って面白い感じだよねー。だって天然水と同じ漢字だから」

「「「「ハルト、そんなこと聞いてないよ!?」」」」

「俺も今知った!」

にっこり笑顔でハルトが言う。

「「「「ぐはぁっ!かわいすぎる!」」」」

「.......おい天然ハルト」

「何?」

「一回お前引っ込んどけ」

「なんで?」

「お前の性格かわいすぎるから」

「?いいけど........どこがかわいいのかなぁ?」

_____________

待ってください!理解が追いついてません!急に応援や星の数が増えました!順位も上がってます!フォローもありがとうございます!もう嬉しすぎて涙が出ます!ほんとです。今泣いていて(嬉し涙なので大丈夫です)、キーボードがびしょ濡れでとっても打ちにくいです(笑)

嬉しすぎてすぐに更新しました!

あと、注意事項皆さん読んでください。ぎくりとしたそこのあなたもです(笑)


もう1つお知らせがあります。

今度(多分長くても一週間くらいだと思います)、キャラクターの一覧表を作ってアップすることにしました!よろしければ見てみてください。第一章の見出しの下にアップしておきます。ネタバレが少しありますので、お気をつけください。新しいキャラが出てきたら、こまめに更新します。

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