第4話攻撃
学校に行くと小さくて可愛らしいが
気の強そうな女の子とその友人達が
休み時間に、私の所へ来た
「啓介とどうゆう関係?」と
私は
「いや、別にどうとかでは、、、」
と、返すと
「啓介は私のだから、啓介と連絡しないで!」と
ん?啓介は私の?彼女?
じゃあ啓介は遊び人?
と、あたまの中でぐるぐるしたけど
彼女の気迫に負け
私は、啓介と距離を置いた
啓介に
「避けてる?」と聞かれたが
何も理由は言わなかった。
啓介は
「好きな人いるって言ってたもんな
仕方ないな」と
そのうち、その女の子と啓介が付き合う事になったと噂を聞いた。
付き合ってたわけじゃなかったんたんだ
だけど
「啓介は私の、。」と言ったあの子は
すごいなあと、、
私はこの頃まだ、女の子が男の子を好きになった時の勢いや、強さに気がついていなかった、
恋は盲目。そんな言葉があるのに、
まだ、女心を理解しきれていなかった
私、桜はまだ、恋より友達と遊んでふざけているほうが、全然楽しかったのだ、
何だか、あっとゆうまに2年になった
私は相変わらず、バスケ部マネジャーをしている
変わった事と言えば
私は男バス一年のお世話係だった。
ボール出しをしたり
基礎的な事を教える係になっていた
それ以外は誰が足を痛めた時すぐ冷やせる様に準備をして
挫いた子の足を冷やしたりした、
私は学校には徒歩で通っていて。
自転車の許可を取っていなかった
そしてスクールチャリは持っておらず
個人的趣味で、マウンテンバイクに
乗っていた、特に誰も知らない事だけど、階段を自転車で登ったり。
前輪をどれだけ高くあげれるか
地味に練習していた。
2年になりクラスも変わり、学校にも慣れ
私は、歩くのが面倒になり、自転車で学校に行っていた。派手な自転車なので、校内には駐車出来ない為
学校に隣接している小さな神社に
止めていた。
ある日の朝朝礼で先生が
「隣の神社に自転車を止めている奴がいる。クラスにいたら正直に、手を上げなさい」と
ヤバい、ヤバすぎる。
地味に私は一年、二年と学級委員をしている。
ちなみに、私は私は周りいわく
落ち着いた話し方をするらしく
髪はショートヘア、実は少し
色を抜いていて、自然なブラウン
髪がブラウンなのが自然に見えるほど
肌が白く、かなり細い体をしていて
頭がひとよりやや小さく
もともとの色で唇は赤かった
私の見た目はいまさらだが
そんな感じだ、コンプレックスは
鼻が高い事、生粋の日本人だが
ハーフ?と聞かれ嫌になっていた。
私、桜のビジュアルの紹介はこんな感じだ、
話しを戻すと
私は
自転車の件で、困っていた。
学級委員なのだ、
自転車で来ている事を知ってる友人が
小さな声で
「どうすんの?桜?ヤバイよ」と
しかし、しかたない。
私は決心して手を上げようとした
その時、
斜め前の席の少し不良の男の子が手を
上げた。
え?!
その子は手を上げ立つと
「オレです、すいません」と言った
先生はやっぱりとゆう顔をした、
私は小さな声でその子に
「待って、まって!」と言うと
「桜はいいから、静かにしてて」と
先生はその子に
「放課後職員室に来なさい!」と言って
教室を出て行った
私は
「何で?悪いよ私のせいなのに」と
すると
「オレは今更自転車位の事じゃ平気だよ」と
確かに
彼はなんなら服も髪も校則違反だらけだ。
私はその時クラスの微妙な雰囲気に気がついた。
彼は少しちゃかされていて
彼は少し照れている。
「なに。??」
男の子がやって来て
「竜也!さすが、桜の為なら怒られても平気か?」と
私は頭の中に?がいっぱい
だけど、?とゆう顔をしてるのは私位で、、
友人が
「桜?竜也が、桜の事好きなの知らないの?一年の頃からだよ?みんな知ってるよ?」と
全く知らなかった。
いや思い返すと、心当たりはある。
社会の教科書を忘れた時
さりげなく教科書を渡してくれて
竜也は
「忘れました」と先生に言った
私は竜也はみんなに優しく子だったから
ただ、私も普通に優しくしてもらっているものだと思った。
私はこの時自分が恋愛に関して鈍感であることに、少しだけ、気がつく
少しだけだった。
私はあまり自分の事を話さない、
好きな人がいる事や、
マウンテンバイクに乗ってる事
そして、下着にはこだわりがあり
上下セットが良かったし。
可愛らしいフリフリのが好きだった、
特に好きだったのは、パンツを横の
リボンで結ぶタイプ、可愛いくて
大好きだった。
ある日
友人が、
「ジャージからリボンが出てるよ」と
言われ、初めて友人に、フリフリの
ヒモパンを履いてる事を知られた。
もちろん、珍しい訳で、
その話しは噂となり広がった。
ボーイッシュな見た目に
ヒモパン
ギャップが男子ウケがいい事をまだしらなかった。
ただ、恥ずかしいで一杯だった
しかし、可愛!!と
友人達もヒモパンにしたがり。
みんなで下着を買いに行った。
私はもともとレースとかピンクとか大好きで、自分の部屋はピンクだらけだった、と言っても、ギャル的なのではなく、昔の外国の映画の様なお姫様の様な物がすきで、天使の絵の描いてあるものが好きで、映画は、ローマの休日が好きだった、母の影響だ、
小さい頃は、品の良い薄いピンクのスカートにブラウス、フリルのついた
靴下。肩までの上を片方だけ耳にかけ
ピアノを習い。休日は、母と、お菓子を作ったりした。
中学に入り垢抜けたかった気持ちから
ショートにして、マウンテンバイクに
乗った、けど、下着は可愛のが良かった。
ところで、
竜也だが、生活が良く、友達も多く
不良ッポイが、けして悪く無く
部活には所属しておらず、
野球のクラブチームで活動していて、
高校は野球で行くらしく、
すでに声がかかっていたらしい。
そんな竜也を好きな子がいた
アキコちゃん、
外国語部みさこちゃんとならぶ、美人
艶ツヤの黒髪に、黒い大きな瞳
おしとやかで秀才。
私は他人事のように、
あんな可愛い子から好かれてるのに。
なぜ、ポンコな私?
学級委員ではあるが、それはせめて、
勉強ができないので、役員や係は出来る限りやった、
成績がいいのは、体育と、美術と音楽だけで、あとは悲惨だった。
そんななか、顔のむくみが気になり仕方なかった、夜水分を取らない様に、
塩分の高い物は食べない様に気をつけていたのに、顔がむくむ。
学校の尿検査で引っかかり、
病院へ、
腎盂炎だった。
私は大量の薬を出されて
給食の時には、薬をたくさんのんだ、
週に1日は検査の為学校をやすんだ、
薬がきかなかったら、入院だ、
私は運動を禁止され
もともと細く、白い私は、
体の弱い子と認識された。
そして大イベントと修学旅行を迎えた。
歩くなど、体力を使う場面では、1人
タクシー移動
自由行動は保健の先生と2人で
タクシーで1ヶ所お土産を買いに行く
後は、ホテル待機と予定をくまれた、
ワクワクの当時、
私のワクワクは行きの電車で、すでに
雲がかかりだした。
行きの電車のなかで、
アツシが私の所へやって来た。
アツシが好きな私は緊張でバクバクした。
だけど、アツシが話してきたのは
「なあ、桜の好きな奴って誰なん?
啓介と、竜也と、春人が、修学旅行中に、桜に告白するらしいぞ、俺は
3人とも仲いいからさ。
だけど。春人は小学校の時からずっとだぞ、つい、春人を応援したくなるよ」と、
私は
え?私モテてます?と
好きな人はあなたですけど、
言ったらもめません?と
頭の中で言った。
春人は確かに私が体をこわしてから
何かと気にかけてくれていた。
春人がまだ、好きでいてくれたとは
とゆうか!
啓介は小さい彼女はどうした?
すると同じ半のなっちゃんが、
「じつは、私アツシ好きなんだ
修学旅行で告白するつもり」と
はい!私ガアツシを好きな事は封印!
そして
「アキコちゃん、昨日竜也に告白したんだって!修学旅行中に答え欲しいって言ったらしいよ」と
なー、なんとゴタゴタしている。
私は単純に仲のいい、男の子とだけ
仲良くする事にした。
避けたかったのだ、予想外の出来事を
初日の夜みんなでUNOをした。
異性の部屋に行かない様にとゆう
指示を破り仲のいい男子部屋でうのをしていた。
すると竜也が
「俺も混ぜて」
とやって来た!
んー。気になる、UNOに集中できない
その時
「先生くるぞ、逃げろー」と
誰かが叫んだ
異性の部屋に行っていた子達がバラバラと廊下を走って揉みくちゃになり
私はころんだ、
そこに差し出されたのは
もともとUNOを一緒ににやっていた
仲良しの男子の手と
竜也の手
「桜!!」と2人に手を差し出され私は
友人の方の手を握った、
私はその彼と手を繋ぎ走った。
翌朝、噂になっていた。
友人タケシと私が手を繋いで走って行った事。
またややこしい事に、、、
二日目は自由行動みんな、自由に班ごとに出掛ける。
私は保健の先生と、お土産を買い
お土産屋さんが並ぶ通りの喫茶店に
先生が誘ってくれた。
窓側の席からは皆んなの様子がよく見えた。
先生が気を使ってくれたのだ、
私は先生にオレンジジュースを奢ってもらい。外を見ていた。
アツシ、竜也、啓介、春人は同じ班だった、
春人が私にがつくと、
なんども喫茶店の前までみんなで
来た、
「大丈夫かー?」と皆んなが言っている。
この時少し気になったのが、
同じ班の女子は、素通りだった事
チラッと見て行ってしまった。
夜、
啓介が来た
「一緒に写真を撮ろう」と
なんと、そこへ元カノが来て
啓介を引っ張って行ってしまった
私は、すごい、、、と思った
その後アツシが来て部屋から出てくる様に言われた。
部屋が同じなっちゃんはアツシに告白するはずなのに、
部屋を出ると春人が居た
「ずっと好きでした。付き合って下さい」
初めて告白らしい告白をされた。
私は
「ちょっと待って」と言った
すると春人は
「え?ここで待つの?」と
いやー私の言い方が悪かった。
「ごめん、違う、何日か待って考えさせて」といいなおした。
春人は
「分かった」と
すると、なっちゃんがアツシを呼んだ
私は部屋に入った。
しばらくするとなっちゃんが戻ってきて、泣きそうな顔で
「振られちゃった、でもまだ、諦めない」と言った
同じ部屋の女子でなっちゃんをなぐさめ、隠し持ってきた。お菓子を食べた
「ねえ、桜?桜の好きな人ってタケシ?」
昨日手を繋いで逃げだタケシの事だ
「あ、ちがう。今誰が好きとかよくわかんなくてやと返した。
帰りの電車
またアツシがやってきた
「春人が、返事待ってるよ
あと、竜也、桜に告白しようとしたら
アキコちゃんが来てさ、泣いちゃって
竜也優しいから、なんか流れでアキコちゃんと付き合う事にしたんだよ。
いいのかな?
啓介も元カノがグイグイ来ててさ」
私は
「はあ、、」としか言えなかった
「早く春人に返事してやって」と言って行った。
ドタバタした修学旅行だったけど、
すごく楽しかったし。春人の直球の
告白は嬉しかった。
良い思い出が出来たと、この時は
思ってた。
この修学旅行が元で、あんな騒ぎになるなんて、
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