第3話 す、すっご…見てくれる人いるんだ

一通り自己紹介動画を撮影し編集も終わったのは三日後だった、え?なんでそんなに撮るだけで時間かかるんだって?

そりゃ、俺動画編集なんてしたこと無かったから大政に教えてもらって動画編集を習得したんだよ、三日で習得した俺を褒めろ


「それにしても動画編集って大変だな、今まで気軽に見てたけど見方変わるなぁ」


「そりゃ、そんなに世の中甘くないからな。楽してお金稼げてたら皆やってるよ」


「そっかぁ、人生って大変だなぁ」


「そういえば祐介、Twitterのアカウント作ったか?」


「Twitter?どうして?今までのアカウントじゃダメなの?」


すると、大政があきれたかのように

「お前なぁ…Vtuberがもとの体出していいわけ無いだろうがよ…」


「俺、写真Twitterに上げてないぞ?」


「いや…そういう事じゃないって、取り敢えず新しいアカウント作っとけ」


「へいへい」


「お前に全部やらせると不安でしかないから俺が手伝うよ」


「お!せんきゅ!Twitterあんまり分かってないからさ、助かるよ」

俺は今までTwitterでフロンちゃんのことしか発言しておらず、たまにファンアートをリツイートしているくらいだったのであんまりTwitterの仕組みを理解している訳じゃないそんなに業界用語覚えてる訳じゃないし、リプライとかいわれても正直なにいってんのか分からない


「いや、これからは祐介が全部やるんだから覚えること覚えてくれよな?」


「わかってるけどさ!皆略し過ぎて何をしゃべってんのかわかんないときがあるんだよ、最近ねあれよ!ホラゲーのやつ覚えたから!」


「ホラゲー…?あ!おま、ぴえんのこといってるのか?あれホラゲーが元になってる訳じゃねぇぞ」


「え?そうなの?てっきり俺あのホラゲーが有名になってるのかと思ってた」


「それ、俺以外に言うなよ、バカにされるぞ」


「うい、で、Twitter登録できた?」


「大体の設定はな?名前とか自己紹介は自分でやってくれよ、俺は設定とか覚えてる訳じゃないからな」


「センキュー」


そんな会話があり家にかえってから自己紹介を書いていく


名前は柊紡弓つむぎ高校生であり弓道部のエース、好きなことは推しを推すこと、特技弓道、格闘技。


「こんな感じかなぁ、Twitterって文字数制限あるんだなぁ、はじめて知った」


ん?なんで特技が格闘技かって?リアルの特技が格闘技だからだよ、一々言わせんなよ


「えーと自己紹介動画のリンクを貼てっYouTubeに投稿っと、これでいいのかな?」


そして自己紹介動画投稿しました!とコメントを打つ。

「こんなんで良いのかなぁ?」


あとは、しんじゅさんが宣伝や拡散しをてくれたりするらしいので後は見てもらうのを待つだけだ


「っす~緊張するなぁ、今日はもう寝るか十二時過ぎてるしな」


弓道の試合より緊張するわ、明日の朝起きたらボロクソに叩かれてたらどうしようzとか思っていたが疲れがたまっていたのかベッドの上ですぐに寝てしまった


翌日~

「あぁぁぁーねみぃよぉ…ん?」

スマホのアラームで目が覚めたのだが、いつもよりTwitterの通知が多い気がする


「ま、いっか朝ごはん食お」

そのまま、あんまり気にせすに朝ごはんを食べに向かう、両親はどちらとも仕事にいっているので家にはいない


「お~祐介おはぁ~」

「真希ねぇ学校いかなくていいんか?」

「学校?今日はいいんだよ出なきゃいけない授業無いし、そんなことよりご飯つくって」

「うい、スクランブルエッグ味濃いめと海苔でしょ」

「そいそい~わかってっんねぇ~」


この姉、料理が一切できないのだ、一度教えてみたことがるのだがもう諦めた、無理だよ

そんなんだから大学生になっても恋人が出来ないんだよ、あとなんだ、そいそいって、意味わかるからいいけど、やる気無さそうな返事だなぁ


「ほい、出来たぞ。さっさと食べてどっか遊びに行ってこい」

「え~姉に対して冷たくない?あ、もしかして今日彼女来る?じゃぁじゃぁわっしはここらで」

「いや、こねぇが。勝手な妄想すんなよ」

「そうだよねぇ、ゆうが彼女つれてくるわけないもんねぇ。あ、そうだ、ゆうってVtuber好きやろ?この人知ってる?」

「いや、だから俺はフロンちゃんしかほとんど観てないから…は?」


は?俺は心の中では?を何度も繰り返した、だってその画面の中には…


「ひ、柊紡弓…なんでその人を知ってるの?」

「ん?ちょっとだけTwitterで流れてきたからね、有名なんかな?って」

「ふぅん、そうなんだ」


冷静さを保っていたが内心、心臓がヤバかった。いやそんな身近な人に知られてるって思わないだろ?


「それにしても、この人なんかゆうに声似てない?」

「キノセイジャナイカナー」

「そっか、まぁ似てる人なんて沢山いるよね、じゃ、私テキトーにそこら辺うろついてるわ~」


そんな感じで真希姉はとっとと身支度をして出掛けていった


「っふ~は?なんで奴が知ってるんだ…」


もしかしたら本当にたまたまな可能性があるけど、けど…


「はい?こんなに見てくれる人おるの?」


そこにはTwitterを直前に開設したにもかかわらずフォロワー321人の文字が

更にYoutubeを見ると視聴回数2498回チャンネル登録者386人という数字が載っていた


_______________________________


すいません…昨日投稿したつもりが投稿してませんでした、そして今日剣持のテトリス配信一回でてみたくて必死に頑張ってたら投稿忘れてました、本当にすいません…最後の試合一応出れました、秒殺されましたけど


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