エピローグ

「...。」

「.....。」

「...ここは...?」

目の前にはPCがある。

日付は2053/8/1

前に光にあたったときと同じだ。

時刻まで。


「ん?」

「...ありがとう...だって...?」

パソコンにはそう出ていた。

全てが元に戻って、あのディスクはお役御免になったのだろう。

現に、ディスクに書き込んでいる音がするし。

全て消えるのはこのことか。


ポロンッ


スマホに何かがきた。

さっちゃんからだ。

週末は空いているかという内容だ。

すぐさま、返信を押す。

「それよりも、聞いて聞いて、」

そう打ったところで手を止めた。

「やっぱり、違うのがいっか。」

そして、また違ったことを書き始めた。

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