第四章 狂気編
第23話 シリコンはここまで人間の皮膚を表現することができるのか
時の流れは、怠惰を押し流す力を持っている。
だが。
いったい、どこに行ってしまったのか。
俺は、心のどこかで、すぐに再会するだろうと思っていた。
しかし一向に再会の兆しはない。
そう、俺は、柄にもなく慌ただしい生活を送っていた。
売春島を脱出して二週間。吸血鬼ハンターどもの追撃は、現在進行形で続いている。売春島での戦いで大幅に戦力を削られ、弱体化した吸血鬼ハンターたちだったが、たった四人のエヴェリーナ陣営にとって、脅威であることは変わりない。俺の自慢の愛車は、幾度なく、吸血鬼ハンターどもの襲撃を受け、もはやスクラップ寸前だ。逃げ回るたびにかさむ修理費と燃料費。しかもどいつもこいつも無一文なため、連中の生活費は、すべて俺が賄っている。大切な両親から頂いた、大切な遺産が、ごく潰しどもによって散財されているのだ。
最悪である。
極めて最悪である。
が、今は、悔しいがカネよりも、己の命の方が優先だ。
多くの戦友を失った吸血鬼ハンターどもは、狂ったように復讐心に燃えている。吸血鬼エヴェリーナ、並びに眷属の三人すべてを捕縛し、教会にて拷問を行い、火あぶりの刑に処せ、と軍本部からの命令があったそうだ。とんだ逆恨みである。そもそも神に祈りを捧げる神聖な教会において、拷問や処刑が認められていることが驚きだ。もはや穢れ上等かよ。
捕まれば、死亡。
いたぶりなぶり殺されて、死亡。
もはやカネの沙汰ではない。
いのちだいじに、だ。
そんなこんなで、死に物狂いで逃げ回った俺たちは、ようやく宿り木を見つけることができた。
欲望が渦巻く歓楽街。
俺たちは、とある政令都市の歓楽街に潜伏している。
窓の外を眺めると、午後三時にも関わらず、多くの人間が行き交っている。ひしめき合う雑居ビルの看板には、スナック、ラウンジ、キャバクラ、ホストの店名が多く記されている。この通りは、飲み屋街で、夜になれば、皓々とネオンが灯り、昼間とは比べ物にならないほどの人間で埋め尽くされる。ちなみにこの通りの奥は、風俗街となっており、昼間は固くシャッターに閉ざされているが、夜になれば、怪しい店やいかがわしい店が一斉に花開く。深夜ともなれば、飲み屋街から流れてきた人間らによって通りは埋め尽くされる。週末ともなれば、祭りでも行われているのかと錯覚するほどの群衆に覆われる。
とにかく、この街はやたらと人間が多い。
それは、俺たちにとって都合の良い街であることを意味している。
何故なら、吸血鬼は人間の欲望に紛れることができるからだ。
吸血鬼は淫魔としての特性を持っており、人間の血液を吸うのと同時に、性行為によって人間の精気も吸うことができる。実際、売春島の吸血鬼たちは、性行為によって、客から精気を吸い取り、吸血に及んでいたらしい。確かに、吸血鬼の餌になっていた男たちは、抵抗するわけでもなく、ぐったりとその場に横たわっていた。あれは神経毒を注入されたことが原因だと勝手に解釈していたが、もしかすると精気を吸い尽くされた後だったのかもしれない。人間とは欲望の塊で、人間の放つ精気は、欲望で満ちている。精気を餌とする吸血鬼は、人間の欲望に紛れることができ、それにより性行為と吸血を効率よく行うことができるそうだ。これが淫魔の特性らしい。ちなみに淫魔の特性は吸血鬼になった時点で備わるため、俺もすでに宿しているようだ。何がどう変わったかを説明するのは難しいが、しいて言うならば以前よりもムラムラする回数が増えたような気がする。
吸血鬼ハンターどもは、吸血鬼特有の気配を探知して、探索を行っているらしく、その気配は人間の放つ欲望に近いらしい。つまり歓楽街のように、欲深い人間が多く存在する場所は、吸血鬼にとって絶好の隠れ処となるようだ。
と、いうわけで、俺たち吸血鬼一行は、人間どもの欲望が集中する歓楽街の中心に聳え立つラブホテルに潜伏している。
無論、俺の自腹で。
ふざけんじゃねえ、馬鹿野郎が。
下品で卑猥で淫靡な壁紙とインテリアに囲まれ、昼夜を問わず聞こえてくる喘ぎ声にはもううんざりである。人間の欲望に紛れている感覚は微塵もない。ムラムラする回数が増えて当たり前だ。こんな環境にいれば吸血鬼でなくともムラムラするわ。
あーっ、畜生。
そんな時は、窓を開け放って、太陽の光を全身に浴びると、不思議と落ち着く。
頭のてっぺんから生えている花が背伸びしている感覚が分かる。罪人の血液と精液を養分として育つ忌まわしき呪いの魔草の分際で、一丁前に光合成はするようだ。
太陽の光を浴びて冷静さを取り戻した俺は、急に水分が欲しくなり、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、勢いよく喉に流し込んだ。水を与えなければ、植物は枯れてしまう。俺の魔草も同様らしい。やたら喉が渇くのはそのせいだ。
空になったペットボトルをゴミ箱に捨て、特にすることもないため、俺はベッドに寝転がって日向ぼっこの続きをすることにした。日向ぼっこをする吸血鬼など本末転倒だが、どうやら俺は吸血鬼である以上にマンドレークのようだ。そのため人の生き血を欲することはない。マンドレークは俺の血液と精液を養分にしているため、他人から血液を所望しなくとも、通常の食事を通して賄うことができる。よって食生活に関しては人間の頃とさほど変わっていない。
ただ、大きく変わったことが一つある。
ベッドから起き上がると、正面に姿見の鏡があった。ふと用途を考えると、実に悪趣味な鏡である。
鏡に映っている俺の姿は、別人だった。
そこに、アラフォーニートのオッサンはいない。
いるのは、二十歳前後の若者だ。
完全に若返っていた。
どうやら吸血鬼になったことで、劣化していた細胞が修復され、新鮮なものへと生まれ変わったらしい。人間から吸血鬼へ変貌を遂げる際、自らの異能を最大限発揮するために適した肉体へと変化するそうだ。異能に耐えうる肉体を構築するためには、若返りは必須らしい。
だが、俺、こんな顔だったか?
光沢のある青白い肌。鋭く尖った目付き、赤く染まった唇。そして鋭く伸びた牙。
色々と突っ込みどころはあるが、総じて見ると精悍な顔立ちだ。二十歳前後の頃はもっと腑抜けた顔立ちをしていたような気がする。童貞を隠すことだけに必死だったマヌケ顔だ。
今の顔からは、童貞臭を一切感じない。
もしや。
今の俺ならば、めちゃモテ委員長になれるのではないか。
刹那、開け放った窓から心地良い風が吹き、俺の頭頂部で控え目に咲く小さな花がゆらゆらと揺れた。
改めて実感した。もう、めちゃモテ委員長にはなれないことを。
「やあっ!」
突如、わき腹に鈍痛が走り、俺は「ぐはぁっ」と声を上げ前のめりに蹲った。
「ずっと鏡の前で自分の顔見てたけど、おじ兄さんって、もしかしてナルシスト?」
悶絶しながら顔を上げると、そこに拳を握ったくるみが立っていた。
「少しは手加減できんのか……」
くるみも吸血鬼だ。パンチ力は人間を遥かに凌駕している。俺が吸血鬼でなければ内臓破裂していたところだ。
「えへへ、おじ兄さんが痛がるところ、可愛い」
くるみの暴力じみたスキンシップは日増しに増加していっている。慌ただしい日々によって、彼女がドS設定であったことをすっかり忘れていた。コイツは、ベースは頓珍漢のくせに、ペースの主導権を握りたがる厄介な性格なのだ。
「お花、今日も綺麗に咲いてるね」
「忌々しい限りだ」
「そんなこと言ったらダメだよ。お花だって生きてるんだから」
この花の根っこが小汚いジジイだと知ってもそう言えるのか。
「それより、なに、鏡見て、もしかして、俺カッコイイとか思ってたの?」
くるみが隣にちょこんと座り、薄笑みを浮かべながら顔を近づけてきた。
「思ってたら悪いのか?」
「悪くないよ。だっておじ兄さん本当にカッコよくなったもん。初めて会った時のキモい感じはもうないよ」
あの時、俺はキモいオッサンだと思われていたのか。薄っすらと自覚はしていたが、ストレートに言われると傷つく。
「今だったらモテるかもね。でも、頭にお花咲いてたら、さすがに女の子も驚いちゃうよね」
マンドレークを見ながら、どこか嬉しそうなくるみ。
「困ったね、どうしようかぁ」
くるみが人差し指で俺の頬をトントンと叩いた。俺は心臓がどきりと高鳴った。
「頭のお花を見ても、驚かない女の子を探さないとね」
くるみの吐息が首元に触れ、一瞬にして皮膚が泡立った。
「えへへ、そんな女の子いるかなぁ」
くるみは悪戯な笑みを浮かべると、俺の頬を思いっきり捻った。
痛みに悲鳴を上げる俺を、嬉しそうに見つめるくるみ。
「やっぱ、おじ兄さんが痛がるところって、可愛い」
頬を抑えて蹲る俺を満足気に見下ろすくるみ。油断させておいて暴力行為に及ぶのは、彼女の常套手段だ。やっぱりコイツは真性のサディストだ。
その時、脳内に忌々しい糞餓鬼の声が響き渡った。
《くるみ、獣香、腹減ったぞぉ~》
高潔かつ純血なる吸血鬼であり、俺たちの絶対君主、エヴェリーナ・チェイテだ。厳命という強固な鎖で下僕どもを雁字搦めに絡みとっている闇の支配者。そして字名は糞餓鬼だ。
「オッケー、じゃあね、おじ兄さん。ちょっとご飯食べてくるね」
そう告げると、くるみは足早に部屋から出て行った。
壁越しにエヴェリーナと毒島の声が聞こえた。会話は聞き取れないが、何やら楽しげに話していることは分かる。俺を仲間外れにして。
くるみ、毒島、エヴェリーナは隣の部屋で仲良く過ごしている。毒島もエヴェリーナもくるみへの愛が異常なため、時折、くるみの取り合いになるようだが、くるみが一括すると二人とも大人しくなるようだ。要するに二人ともくるみの言いなりらしい。毒島はともかく、主であるはずのエヴェリーナもくるみの言葉には素直に従っているため、主従関係がおかしなことになっている。まあ、蚊帳の外の俺にはどうでもいいことだが。
ちなみに食事に関しては、
しかし、人間を襲って生き血を吸えば、その人間が吸血鬼になってしまう。人間の多い歓楽街で吸血鬼を生み出せば、瞬く間にその数は増幅してしまう。吸血鬼が増えれば、おのずと吸血鬼ハンターどもに察知される可能性が高くなる。つまり人間を吸血鬼にしないように、生き血を啜らなければならない。人間が吸血鬼になるメカニズムは、吸血鬼が吸血する際に、唾液に混じった毒が注入されて吸血鬼へと変貌する仕組みだ。つまり毒が人間の体内に入らない限り、吸血鬼にはならない。吸血鬼が毒を持った生物と考えると、毒を持たない生物に肉体を変化させることで毒の注入を防ぐことができる。この理論に基づいて、エヴェリーナは、毒のある吸血鬼から、毒のないコウモリへと肉体を変化させて吸血を行っているのだ。便利な肉体である。しかしコウモリに血を吸われると思うと怖気が走る。確かにコウモリに毒はないが、病原菌は山ほど持っていると聞いたことがある。吸血される連中が気の毒に思えてくる。そんなことも鑑みてなのか、吸血する連中は、悪い奴らに限るとくるみが決めた。巨大な歓楽街だ。悪い奴らはうじゃうじゃいる。しかも裏社会に詳しい毒島がいることで、悪い奴らの居所が丸わかりらしい。ちなみに昨夜は特殊詐欺グループの主犯格の男を毒島が捕らえ、大人しくさせるため、くるみが手足を軽くチョココロネにして、エヴェリーナが生き血に舌鼓を打ったとのことだ。もはやどちらが悪人なのか分からなくなる。
閑話休題。
そんなことよりも、俺は、この胸の騒めきをどうにかしたかった。
くるみの吐息の感触が、今も首元に残っている。
売春島での戦いから、くるみが俺に対して好意的になったのは薄々感じていた。しかし最近は積極性が増したのか、暇があると何かしら絡んでくる。やはり俺のことが好きなのか。だが、好きになかったきっかけが全く分からない。もしや幾度なく命の危機に瀕したことによる吊り橋効果が今も継続中なのか。恋愛経験の乏しい俺には判断が難しい。しかも異性から好意を伝えられた経験もないため、どうすればいいのか分からない。そう言えば高校時代、俺にやたらと話しかけてくる女子がいた。純真無垢のチェリーボーイだった俺は、その子を好きになってしまい、勇気を振り絞って告白を決意したが、その子は知らぬ間に俺の友人と付き合っていた。どうやらその子は俺の友人のことが好きだったらしく、友人を振り向かせるため、友人と近しい存在である俺に好意があるような素振りをして、友人の嫉妬心を煽っていたことに後から気が付いた。当て馬というやつだ。青春時代の甘酸っぱい思い出だ。まあ、当て馬は理論上あり得ないが、兎に角、女の考えていることは分からない。これまでの人生で出会ってきた女はロクでもない連中ばかりだった。強欲に塗れた妹。嫉妬に塗れた元同僚。傲慢に塗れた元カノ。
やはりあまり信用することはできない。
そう自らに言い聞かせても、胸の騒めきは収まらない。
最近、ムラムラする回数が増えた最大の原因は、くるみのせいだ。
これは仕方ない。
仕方ないのだ。
だって男の子だもん。
肉体と精神に籠った熱を発散させ、双方を一気に冷まさなければならない。
方法はただ一つ。
奴らは飯に出かけた。
今が絶好のチャンスである。
俺はベッドから飛び起きると、テーブルに並べられているパンフレットを手に取った。
まずはアダルトチャンネルに目を凝らした。まだ時間は正午過ぎ。俺の趣向に合った番組は放送していない。このチャンネルのゴールデンタイムは、夜間から深夜にかけてのようだ。
俺はアダルトチャンネルを諦め、次にテーブルに置かれていた雑誌を手に取った。
地元の風俗雑誌である。俺は派遣型風俗店のページをペラペラと捲った。可愛らしい女の子は目に付くが、時間は正午過ぎ。果たして出勤しているのだろうか。派遣型風俗店のゴールデンタイムは夜間から深夜にかけてだ。スマホがあれば出勤状況は一目瞭然なのだが、そんな便利アイテムは失って久しい。そもそもサービスの最中に奴らが戻って来たらと思うと、怖気が込み上げた。そんな状況下で集中などできない。
ならばどうするべきか、簡単で手早く済ませることができ、尚且つ、肉体と精神を満足させる方法はないのだろうか。
ふと、俺は、再びテーブルに並べられているパンフレットに目を向けた。
『ラブドールのレンタルをしています』
「ラブドール?」
何気なく手に取ったパンフレットに、俺は、驚きのあまり息を詰まらせた。
※ ※ ※
ラブドールとは疑似的な性行為を楽しむための人形で、実物の女性に近い形状をしている。近年、技術の大幅な進歩によって、皮膚の感触や部位の形状なども実物の女性に近くなっており、人間と区別できないほど精巧に作られた人形もある。
俺は、ベッドに腰掛けるラブドールを前に、茫然と立ち尽くしていた。
彼女の第一印象は、白だった。
肌がとにかく白かった。顔を始めとして首、腕、脚、すべてが白かった。粉雪のように瑞々しく透明感のある白さだった。その白が彼女の清潔感と品の良さを際立たせていた。艶やかなストレートのミディアムヘアは、明るめのベージュにカラーリングされ、大きな瞳は、鮮やかなブラウンのカラーコンタクトで彩られている。柔らかなピンクのリップがなぞられた小さな唇は、程よく膨らみがあり、大人の色香が漂っていた。
これほどまでに目鼻立ちが整った美女は、二人目だ。
と、言うか、もはや同一人物だ。
容姿、スタイル、すべてが同じだった。
完全にくるみである。
くるみを元に作られたと言っても過言ではない。このラブドール作った奴、絶対にくるみの知り合いだろ、と言いたくなるほど、細部まで彼女にそっくりだった。
美人っていうのは、色々とネタにされて大変だな。
くるみそっくりの人形が、上目遣いでこちらをじっと見つめている。
俺の心拍数は急上昇した。
人形相手に急上昇していた。
落ち着け。
これはただの人形だ。
断じてくるみではない。
だが、この襲い来る猛烈な背徳感は何なのだ。例えるならば、若かりし頃、大学やバイト先で何となく気になる女性がおり、その女性に少しだけ似たアダルトビデオを発見し、何事もないかのように借りた背徳感に近い。だが、その時とは比べ物にならないほどの背徳感、否、罪悪感がある。
もしかすると俺は、危険な領域に足を踏み入れようとしているのかもしれない。
俺は、背徳感と罪悪感を圧し潰して、恐る恐る彼女の二の腕に触れた。
人間の感触だった。
シリコンはここまで人間の皮膚感を表現することができるのか。技術の進歩に驚かされる。俺は急激に色々と触れてみたくなった。躊躇している暇はない。奴らが戻って来る前にさっと済ませて、フロントへ返却しなければならない。急げ、急ぐのだ、俺。
決心を固めた俺は、偽くるみの肩を掴み、ゆっくりと彼女の唇に向かって顔を近づけた。
心臓の高鳴りが増していく。落ち着け。彼女はただの人形だ。断じてくるみではない。落ち着け。何も恐れることなどない。倫理と道徳の鎧を脱ぎ捨て、理性の剣を捨てろ。そして獣と化せ。獣となり、本能の赴くままに彼女を屠るのだ。それでこそ真の漢だ。
突如、後頭部に冷たい感触がした。
「テメエ、くるみちゃんに何やってんだコラぁ!」
恐る恐る振り向くと、そこに真の獣が唸っていた。
「ちょっと待て、これには深いワケがある!」
鬼の形相で睨みながら、拳銃を突き付ける毒島。
「深いワケだとぉ、くるみちゃんを襲おうとしてたじゃねえかっ!」
「落ち着けっ、これはくるみではない」
「わけわかんねえこと言ってんじゃねえっ! どう見てもくるみちゃんじゃねえかっ!」
「よおく見ろっ、これは人形だっ!」
「黙れっ、テメエはここで殺すっ!」
毒島が拳銃の引き金を引こうとした瞬間、背後で間の抜けた声がした。
「あれえ、二人ともなにやってんの?」
そこに本物のくるみが立っていた。
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