第6話


 エルヴィンが、椅子の背にもたれる。

 ルイズは長い銀髪を両手で後ろにながす。


「あんなに小さかった陛下が、こんな立派な殿方になられて……。教育係の一人として、とても嬉しいですの……」


 ルイズが、嬉しそうな顔で言う。

 ルイズは、エルヴィンの幼年時代の教師の一人で、剣術や戦闘術を教えた先生でもある。


「褒めてくれて、嬉しいよ。ルイズ先生」


 エルヴィンが、ルイズの胸を手で掴み、揉む。


「あっ……」


 ルイズが豊満な肉体を揺らした。

 成熟した官能的な肉体が、小刻みにゆれる。

 エルヴィンは、徐々に強くルイズの胸を揉む。


「ああっ……、陛下が邪竜リヴァイアサンを退治したのを見て、……あっ……、へ、陛下の……【男】に、か、感じてしまいましたの……、ああっ!」


 ルイズが嬌声を上げる。銀髪金瞳のエルフの形の良い尻が、魅惑的に揺れる。


「それは嬉しいな」


 エルヴィンは微笑で、答える。 


 そして、


「ルイズ、最初は口でしろ」


 と命じた。

 銀髪金瞳のエルフは嬉しそうに微笑むと、コクリと頷いた。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る