第25話
「雪花お兄さん、ちょっとこっちにきて」
夕飯を食べ終え、絵里さんの部屋でいっしょにくつろぐ。
「私、いいこと思いついちゃったの」
そう小悪魔のような怪しい笑みを浮かべて、手招きしてるくる。
「私ね、配信しているって前に言ったけれど、雪花お兄さんってASMRって知ってる?」
「あー、知ってるよ」
聞くと、耳がぞくぞくする奴だ。
「それで、ね。私、そのコンテンツの中でも少しエッチなことをしているんだけれど、耳舐めってわかる?」
「耳舐め?」
「これなんだけれど」
そう言われて、耳にイヤホンをさし聞いてみると、まるで本当に耳をなめられているような感覚になる。
「絵里ちゃん、こんなことしてるの?」
「軽蔑した?」
「全然してないよ。っていうか、絵里ちゃんの登録者数ってどのくらいなの?」
「私、そこまですごくないよ?このくらい」
そういって、表示された画面をみるともうすぐ百万人に手が届きそうなほどの人気なVtuberだった。
「す、すごいよ。絵里ちゃん」
「そうなのかな。私、ただだらだらゲームしておしゃべりしているだけだから。それよりね」
「う、うん」
「この耳舐めにもうちょっとリアリティを出したいなって」
「うん。それで僕は何をすればいいの?」
「雪花お兄さんのお耳舐めさせて?」
「..............え?」
「雪花お兄さんの綺麗なお耳私になめさせてほしいなーって」
そうニコニコ笑顔で話す絵里ちゃんに戸惑いを隠せない。
「ダメ、かな?」
「汚くない?」
「雪花お兄さんに汚いところなんて何一つないもん」
「流石にあると思うけれど。うーん、その前に耳掃除だけさせて」
「あっ、それも私がやりたい」
「えーいいよ」
「やりたいの!雪花お兄さんに膝枕していちゃいちゃ耳かきするんだもん」
そう可愛く頬を膨らませて抵抗されては頷くしかなく、絵里ちゃんに掃除してもらうことになった。
「じゃあ、まず、右からね。よいしょ」
「んっ」
「大丈夫?痛くない?」
「大丈夫だよ」
「機材とはやっぱり勝手がすこし違うな」
絵里ちゃんは気持ちいいところを探り当てるよう慎重に掘り進めていき、片耳が終わるころにはものすごく上達していた。
「じゃあ反対の耳もやっちゃうね」
「うん、お願いします」
「むふふ、雪花お兄さん、気持ちよさそうで私も嬉しい」
かりかりと優しく掘っていき、もう片方も終わった。
「じゃあ、仕上げだね、んっ、れろ、んー」
「え、絵里ちゃん、だめ」
「むふふ、可愛い雪花お兄さん。んっ、れろ、っちゅー、あむ」
激しく責められ、快楽に染め上げられる。
舌が耳の中に侵入して、ぬちょ、れろっと音を立てながら犯していく。
片方が終わるころには僕はダウンしていた。
「絵里ちゃん、もうだめ」
「だーめ、雪花可愛すぎるんだもん」
僕の願いは聞き入れられずもう片方も侵されることになったとさ。
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