6-4




いつまでも、この時が続けばいい。


でも、人生そんなに甘くはない。



神様が、そんなに優しくないことも、私は知っている。


だから、いつかこんな日が来るのではないかと予見していた。



ただ、自分が思っていたよりも早くて、私は動揺した。




詩編先輩の余命はもう・・・


残り幾許いくばくも無いのではないか。


そんな不安が、ただ漠然と私を支配した。






******

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る