チケット02「抹茶パフェ」京都宇治②

※写真は作者の「近況ノート」(2022年4月28日)に添付してあります。

 下記のURLをクリックいただけると移動できます。


【写真】

https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16816927862816403645


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今、伊豆の温泉に奥さんと来ています。

夜中に目が覚めちゃって、彼女には悪いけどポチポチ、書いています。

ゴメン、奥さん・・・。


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さて、前回からの続きで「京都宇治編」の2回目です。

添付の写真は大橋から撮影した「宇治川(多分、そう呼ぶよね?)」です。


嵐山とは違う風情で、ノンビリした雰囲気だった記憶です。


川の両岸は対照的で、一方は「お茶」のお店がひしめいていて宇治茶の香りが良い感じに漂っていました。

今と違ってコロナも無いのでマスクしない旅は、香りも楽しめたんだなぁと、つくづく思います。


橋を渡って対岸はお店も少ないのですが、記念館やらがチラホラ自然に溶け込んでいて、少し道に迷う感じで裏道なんか通っても、小さなお土産屋さんがあったりして楽しいです。

15年前だから記憶もあいまいだし、違ってたらスミマセン。


ここに来たのは「平等院鳳凰堂」がお目当てでしたけど、もう一つありました。

それは、「抹茶パフェ」です。


駅の近くに有名なお店があって、奥さんとワクワクしながら入りました。

それほど待つことなくパフェが運ばれ、いよいよとスプーンを取った時。


隣の席にガヤガヤと。

年配のオバ様連れが。


食べてる間中、機関銃のようにお喋りされていました。

楽しい話題なら、いいんですけど・・・ね。


息子のお嫁さんの話とか、延々と・・・・。

折角の良い景色(大きな窓から良い感じに見えました)と絶品パフェなのに。


勿体ないですよね。

カクヨミの皆さんのコメントのように、温かい心でお嫁さんに接してあげてください。

そう、あの頃の人達にお伝え申し上げます。m(_ _)m


おかげで有名な「抹茶パフェ」の味を覚えていない(この食い意地が、はった、私が!)ですが、昨日、良いことがありました。

デザートに買ったセブンイレブンの「抹茶パフェ」が大ヒット!


あずきは勿論、クリームや御餅、それも抹茶ゼリーが絶品でした。

これで400円しないのですから、かなりのお勧めです。


殆ど記憶を再現してくれる味で、思い出を堪能できました。

セブンイレブンに感謝です。(^o^)


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おまけです。


最近、「蒼翁(あおいおきな)」さんのエッセイ(あり乾杯!)に、はまってます。

日常の小ネタを上手に料理されていて、笑えますので御勧めです。


ただし、仕事(特に会議中)や授業中に覗くのは危険です。

噴き出してしまうからです。


ためにためて、突然ボケるので超、危険です。

皆さん、カクヨミなんか読まずにマジメに仕事しましょう。(^o^)


と、言うわけで。(何が?)


今回の伊豆旅行のエピソードを2つ。

まず、一つ目。


「ウチの奥さんは自信満々で間違えるので御注意ください。」


三島から伊豆長岡に乗り換える時。

この旅行を楽しみに二週間前からスマホで調べまくっていた奥さん。


私が「ふえぇ~、酔っぱらちったぁ・・・・。」と、いつものように夜中に、部屋からキッチンにさ迷い出すと、真っ暗なリビングに小さな灯り。


目を凝らすと奥さんが、コタツに身体突っ込んで首だけ出してスマホをいじってました。


「びっくりした~!」

という、私のリアクションもスルーするほど、画面に見入ってます。


そう、旅行の下調べに夢中なのです。

実際に行くよりも前の方が旅行は楽しい。


それを地でいく奥さん。

そんな彼女が自信満々で告げる言葉を疑うことは、僕にはできませんでした。


新幹線からの乗り換え通路で、頭上に見える電車の案内に見つけた表示。

「9:03 沼津行き」


「9:03発、これよっ・・・。」

自信満々の表情と声で私に告げます。


新幹線の中でも熱心に乗り換え時間を調べていた奥さん。

私は疑うはずもありません。


でも。

脳裏にチラッと浮かびはしました。


(沼津って・・・名古屋方面じゃなかったっけ・・・?)


でも。

あんなに下調べしてたんだし。


私は疑うはずは・・・なかったのです。

そのまま、二人は電車に乗り込みました。


「うわぁ・・・富士山、綺麗だよ。」

私が窓を指さしても、彼女の顔は固まっていて答えがありません。


「間違えた・・・。」

ジッとスマホを見つめながら、小さく呟きました。


そう、修善寺方面と違う電車に飛び乗ったのでした。

幸い、一駅で気づいたので折り返して40分ほどのロスで済みました。

「旅行あるある」ですね。


「ごめんなさい・・・。」

済まなさそうに言う彼女に、私は笑顔で答えたのです。


「エッセイのネタができたので、許します。」

「げっ・・・書くの?」(はい、書きました)


それからは奥さん、少し、慎重になりました・・・。(^o^)


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二つ目です。


次の日、修善寺に行こうとホームで電車を待っていた時。

線路を挟んだ三島方面の反対側ホームで、大きな黒縁眼鏡のオジサンが私の方に近づいてきました。


昔よくみた「クイズダービー」の「篠なんとか教授」にソックリでした。


何だろう?と、見ていると。

顔をしかめるように、私をにらんできます。


な、なに・・・?

凄ぇ、ビビりました。


無理もないでしょう?

旅行先の駅のホームで、見知らぬ「篠なんとか教授」にしかめ面で睨まれたのです。


でも、よく見ると。

オジサンの右手が何か持って、顔を押さえるように動いていました。


もっと、よく見ると・・・。

それは、電動シェーバーだったのです。


何と、「篠なんとか教授」。

駅で、しかもホームの真ん中でヒゲを剃っていたのです!


私は超、驚いて、超、噴き出しそうで。

慌てて奥さんの手を取って、ホームの端まで逃げました。


だって。

想像してみてください。


旅行先の駅のホームの真ん中で。

「篠なんとか教授」が電動シェーバーで、ヒゲ剃ってるんですよ。


怖いやら、可笑しいやらで。

爆笑したいんだけど、追いかけられたらどうしようか、と。


「どうしたの・・・・?」

小声で聞く奥さんに、私も小声で説明しました。


「どうして、トイレの洗面でしないのかしらね・・・?」

「何で他の人達、冷静なんだ・・・?」


電車に乗った二人は遠ざかるオジサンを見ながら、呟きました。

オジサン、まだ、ヒゲ剃ってました。


しかも・・・。

顔の動きに合わせ、腰をローリングさせていたのです。(^o^)


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