「旅、つれづれのままに」(エッセイ集)

進藤 進

チケット01「久しぶりの旅行」京都宇治①

※写真は作者の「近況ノート」(2022年4月28日)に添付してあります。

 下記のURLをクリックいただけると移動できます。

【写真】

https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16816927862782141383



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私も奥さんも旅行が大好きです。

豪華なものも良いですが格安ツアーでも楽しめるし、又、多いです。


他のエッセイでも書くと思いますが、私の人生もチョッピリ、波乱万丈がありました。

小説のネタが少し、他の方々よりも多い程度ですが・・・。


リッチな時もありましたし、経済的にかなり危ない時期もありました。

このエッセイは、子育ても終わり、ようやく一息ついた頃に久しぶりに旅行できた記念の第1号のお話です。


ごくごく、平凡なエピソードですが、これからも少しずつ紹介したいと思いますので、御迷惑でなければ御付き合いください。


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京都は私にとって、修学旅行以来で何もかもが新鮮でした。

今は出張で何十回も訪れていますが、この時は奥さんも僕も何十年ぶりかの古都への訪れにドキドキしていました。


特にこの頃まで、息子の学費やらで経済的に苦しい時期があり、まさに「久しぶりの旅行」だったのです。

いそいそと図書館でガイドブックを借りたり、古本屋で探しにいく妻の喜びようが、私には嬉しく思い出されます。

(このころはネットでリサーチという時代ではありません。)


想定外の共稼ぎ期間もあり、色々苦労させてしまったことに対する感謝もふくめ、3泊四日の京都への旅を計画したのでした。

今回、ご紹介するのは初日ではありませんでしたが、「京都宇治①」です。


「平等院鳳凰堂」は十円玉でおなじみですが、まさに左右対称で建築模型をみているように実物は感動を呼びました。

仏像が所蔵されている御堂の扉は閉ざされていましたが、渡り廊下など、藤原のなんとかさんが歩いたのだろうなぁ的にタイムスリップしながら歴史にひたることができました。


写真はわざと斜めからのものを添付させていただきます。

この方が空間を感じていただけるのではないかと。


中の博物館も浮遊する阿弥陀如来像等、そんなに骨董好きではない私でもワクワクしながら見るほど、興味深いものでした。

旅行記としては平凡ですが、旅の高揚感やその時の僕達家族の気持ち等が御伝えできたら幸いです。


ありがとうございました。


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