第10話

「お米が安かったからつい、買い過ぎてしまったの。買ったはいいけど、重くてなかなか

運べなくて困っていたの」


「腕に抱えて歩いてたはいいんだけど、

もう限界かもと思っちゃって、、」


「あ、僕、運びますよ

それで、その...ちょっと待ってくださいね」


俺は携帯を取り出して、先輩にメールを打った。


「女の人(滅茶苦茶美人)に声をかけてもらいました。先輩のおかげです。外見の劇的ビフォーアフターありがとうございました。取り敢えず俺、ちょっと付き合うことになったので

それでは」


と慌てて打った。

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