第13話 面接?
項垂れて死んでから今までの事、いきなり迫られた2つの選択肢について考えてるとポンと後ろから肩を叩かれ30代後半の男が「ナカズル商会の村上ですー。お迎えにあがりましたー!」と名刺を押し付けて来る。内心少しイラッとしながら名刺を黙って見ると中水流商会、村上洋一と書いて有り「事務所直ぐそばなんで付いてきて下さい」とスタスタ歩きだした。イライラしながらも付いてくとソコは駅のすぐそばに有る私鉄が管理してる古い廃ビルだった。そのまま村上は自分の家の様に廃ビルの階段を登り3階に付きドア開け中に入るように促されドアを見ると中水流商会と表札がドアの脇に掲げられていた。中に入ると20代後半に見える男が「キミが今この通りを騒がせてる例の悪い子だね?取りあえず面接だけしてみようかー?」とまた名刺を渡され見ると中水流商会代表、中水流弘樹と書かれて居た。おれは流れに付いて行けず呆けていると国立霊魂管理局で被された輪っかを立ったまま頭に乗せられ「うんなるほどねー……そうなるけどこりゃーマジーな」1人でブツブツ言ってる。おれは立ち続けてると村上に邪魔だから座ってと言われ不貞腐れながら汚い椅子に座り窓の外を見た。すると中水流が「高岡安行君さー取りあえず今自分が何でこうなってるか解らないでしょう?いきなり死んで国立霊魂管理局に連れて行かれて安心したと思ったら叩き出されて放置で化物扱いされて仕事しろとかだもんねーゆっくり今の状況を取りあえず説明しようか?」と言われてブラック缶コーヒーとタバコを差し出された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます