第5話 暇すぎて奇行に走る

おれが死んでから2週間位経った?全部やりたい事は出来るし欲しい物も何でも手に入れる。でも欲求が無いから本当につまらないし感情がある分だけに達が悪くおれは奇行に走っていた。最初は深夜の客が居ないコンビニの入り口のドアをひたすら開けたり閉めたりして怯えきってる店員の反応を見て納得したり、町中の歩いてる女性のスカートを捲りあげたりしていたが……スグに飽きた。だって欲求が無いから満たされないので虚しいだけだから。次に見つけた遊びは街ゆく人を凝視してるとたまに目が合う人が居る。そんな人に付き纏い「ねーねー見える?目が合うもんね」とか話し掛け続け怯えさせたり、好みの女性に付き纏い仕事中や食事中もひたすら無言で目の前で裸で反復横跳びやスクワットを続け失神させ病院送りにして、今日も良い仕事したな……とおかしくなっていた。ある時何時ものようにイタズラをしようとすると相手が何かボソボソっと唱えられると身体に電気が走り動けなくなり頭のアスパラを掴まれグリグリされて「消えろカス」と言われ、もう遊びは辞めた。そんなおれは何もやる事が無く家にもムダに居づらくただ町をフラフラするだけの毎日になった。他のアスパラ人は一部を除き普通に歩いてる。何でおかしくならない??と考えてる時だった「こんにちはちょっと良いですか?」と話し描けられたのは……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る